10日間の旅の記録も今回で最後です。
オーストラリアを巡る旅の最終地点はメルボルン。
ここでは、【AUSTRALIAN TAPESTRY WORKSHOP】へ訪れました。
日本でいう川島テキスタイルのようなところで、設備もとても充実しております。
訪れた際には二人の織り手の方が、織っている様子を拝見することができました。
40年近く織っているベテランの織り手さん…後ろにあるのが、オーストラリアの第一次世界大戦の戦没者慰霊の建物(ヨーロッパに建造)に展示する貴重な作品。
何種類もある緯糸は、12本の引き揃えにより、様々な色を表します。
とても手間のかかる作業で、一日で30×40cmほどくらいしか織れないそうです。
また織りながら説明を受けた後、丹治先生も数段織ることに。。。
なかなかない機会を体験でき、有意義な時間を過ごすことができたそうです。
そしてメルボルンでも、日本の織りやはたおとについてのプレゼンテーション行いました
ここでは、今までで一番多く30名の方が参加頂きました。
そして紙糸づくりでは、和紙を切るところから撚りをかけるところまで。
緯よろけの織り方に興味を持っている方も多く、オーストラリアの織機を使い実演。
だんだんこちらでのワークショップも慣れた頃にオーストラリアでの滞在も終了となりました。
10日間での滞在はたくさんの刺激を受けるとともに、今後はたおとでもフィードバックできるかと思いますので、皆さん楽しみにしていてください。
そしていつの日かまたオーストラリアへ訪れることをワクワクしております。