神奈川県立近代美術館で開催されている柚木沙弥郎さんの【鳥獣戯画】へ行ってきました。
柚木さんは、柳宗悦が提唱する「民藝」と出会い、後の人間国宝となる芹沢銈介に師事。
日本における型染めの第一人者として活躍しております。
埼玉から葉山までのプチ旅行は、台風が通り過ぎた直後で比較的道も空いており2時間程で到着。
神奈川県立近代美術館では、【鳥獣戯画】と【みえるもののむこう】が開催されており、両方とも鑑賞しました。
展示では、【鳥獣戯画】という最古の漫画と呼ばれる作品を元に、新しい作品を発表しておりました。
その創作意欲と、作品づくりに対する姿勢はとても96歳とは感じさせないものであり、ただただ刺激を受けるばかり。
他にも型染めや、宮沢賢治の雨ニンモマケズに寄せた絵本原画など多数作品が展示しております。
作品の構図もとても素敵で、じっくり作品を見て周りました。
コンパクトな美術館ですが、グッズ売り場やレストランがあり、葉山まで来た甲斐がありました。
写真はレストランの様子…窓越しに海を一望できるとても素敵なロケーションでしたが、この日はとても混んでおり断念。
息子は、久しぶりの海に上機嫌だったのですが、台風の影響で海辺に近づけず…
帰りに人気のプリン屋さんにより、笑みを浮かべておりました。