はたおとのゴールデンウィーク休暇も明け、土曜日から教室がスタートしました。
本日、日曜日は大間々校の開講日…新しい生徒さんも加わり、楽しい雰囲気で機織りを楽しんでおりました。
そして、本日は二つの絹の反物が織り上がってきました。一反13mほどの着尺を織り上げ、着物に仕立てる予定です。
お二人とも、これで専修科を修了…めでたく来月から研究科となります。
また、二重織りのマフラーも織り上げり、皆さんお休みの間に沢山の作品が完成したようです。
さて、本日は大間々校(群馬)の様子を紹介したいと思います。
大間々校には、手織の教室以外にも染色場があり、毛呂山校の染色場ができる15年以上前は、ここ大間々校で染色実習を行っておりました。
本日は、ここの染色場をつかい、柿渋で染めた糸に鉄媒染をかけておりました。
次回の作品にむけて、いい色の糸へと染まってきました。
また教室内では、それぞれの作品づくりに励んでおります。
↑一つ目の作品の練習…まずは緯糸を通す練習から。
↑糸巻きを行って、整経の準備を行っていたり…
↑経糸を巻き、縞が見えてきました。このあとは綜絖通し…
↑こちらは整経が始まり、あと少し…
↑いよいよ筬通し、本日織りはじめ!
着尺の筬通しは、筬目が細かく集中力が必要…
このように、拡大鏡を使いながらじっくりと通しています。
準備を行っている方が多いですが、これから皆さん織りへと向かっていきます。