はたおとのカリキュラムには初等科、高等科、専修科、研究科があり、
それぞれのカリキュラムの中で様々な作品を織っていきます。
徐々にスキルアップできるようなカリキュラムとなっており、
糸の本数を増やしたり、糸の種類も木綿やウール、絹などを扱います。
その中のひとつ【高等科】のカリキュラムの作品を少しですが紹介させて頂きます。
一つ目の作品は柄織りです。
平織りと紋糸を交互にいれ、柄を織り出していきます。
綜絖の通し方も複雑になり、縞の設計もします。
二つ目はノッティング
ノッティングでは、椅子マットや玄関マット、タペストリーなどを織ります。
今までの技法とは異なり、経糸に毛糸を結んで織って柄をつくっていきます。
ノッティングが好きになり、この作品を何個もつくる方も多くいます。
そして最後に木綿の着尺を織ります。
着尺は、縞の設計から、染色、そして織りまで一連の流れを経験します。
糸の本数も増え、準備期間も長いですが、織り終えたときの達成感は格別です。
こちらは男性用の作務衣に仕立てました。
男性の生徒さんも増え、幅広い生徒さんが在籍しています。
次回は専修科、研究家の作品を紹介させて頂きます。