11月、神社では七五三の晴れ着姿をチラホラ見かけるようになりました。
教室でも例年、生徒さんがお孫さんやお子さんに祝い着を織って、着ている写真をみかけます。
とても貴重で、機織り教室ならではな出来事ですが、今年も生徒さんが織ったものが被布になりました。
七五三は来年行う予定ですが、とても楽しみですね。
私の子どもも来週七五三を行う予定。丹治先生に織ってもらった着物を息子がきます。
2パターンの色があり、どの組合せになるのか、息子のチョイスが気になるところです。
さて、本日は東京校の様子を少し紹介したいと思います。
土曜日コースの生徒さん、コロナの影響でお休みの方が多かったですが、少しずつ皆さんが揃うようになってきました。
今回は振替で来た生徒さんもいましたが、皆さんそれぞれの機織りに取り組んでいました。
↑高等科のカリキュラムの木綿の着尺…今は綜絖通し。
縞の設計から、糸染・準備・織まで一から行う大作。織まであと一歩のところまできました。
↑専修科のカリキュラムの綴織。今日始まったばかりですが、綺麗によこ糸が入っており、次回図案が出てくる予定。
↑こちらも専修科の綴織。下の図案を見ながら、少しずつ織り進めています。
↑こちらは専修科のカリキュラムの二重織り。
今回は倍幅に広げるタイプの織り方でマフラーを織っています。使っている糸はベビーアルパカ。
カリキュラムを終えると、研究科となり好きな作品に取り組みます。
↑スウェーデンのブンデンローゼンゴンという織りかた。
特徴は、たて糸が見えず厚手となります。綜絖の通し方で柄のパターンが決まってくる織り方です。
名前は覚えづらいですね。。。
↑絹の着尺。縞も複雑で、織り方は市松織りで織っております。
↑ロートン織の帯の筬通し。次回織れそうです。
絹糸を使っているのですが、筬密度も細かいです。
↑オーバーショット織で、よこ糸の色も変化させながら織っております。
オーバーショットは集中力が必要な織ですね。