今月もたくさんの作品が織り上がって来ました。
今回はその中で、初等科〜高等科の作品を少し紹介させて頂きます。
最初の作品では、経糸の計算から織りまで、一から準備を行います。
はじめての作業が多く、わからない事も多々ありますが、
この作品を通じて糸から布を織るまでの工程を学んでいきます。
はじめての作品は、すぐに作品になる敷物を織ったり、バック地を織ったりと様々です。
初等科の二番目の作品では、様々な組織の中から好みの組織を選び、作品を織ります。
↑緯糸を変え、二つのクッションを織りました。
↑それぞれ組織を変え、ブックカバー。裏地には唐桟を使用しています。
好きな生地を組み合わせて仕立てると、より愛着がわきますね。
またバックに仕立てる方も多くいらっしゃいます。
↑久しぶりにミシンを動かし、素敵なバックに!
↑リバーシブルのバック。余った生地をつかってくるみボタンも手作りしました。
またこの時期は、マフラーを織る方も多いです。
まだまだ寒い時期が続くの、これから愛用できますね。
【高等科】
高等科のカリキュラムでは、柄織り、ノッティング、木綿の着尺を織ります。
柄織りでは、マフラーや敷物をつくります。
↑総柄の敷物を織りました。
またマフラーでも色の使い方や、柄の配置によって雰囲気は大分異なります。
ノッティングでは、敷物やタペストリーを織ります。
高等科最後の作品は、木綿の着尺です。
縞の設計から染色、織りまで行います。来月にも染色実習を予定してます。