七月に入り、本格的な夏に突入…厳しい暑さが続き、冷房の中皆さん機織りに励んでおります。
さて、本日は生徒さんの作品を少し紹介したいと思います。
入学してはじめに自分で設計し、機ごしらえをして最初の作品を織ります。
作品はランチョンマットやテーブルセンターなど様々。
↑糸の種類や織り方も皆さんそれぞれで、ランチョンマットにしたり…
↑テーブルセンターにしたり、房の作り方もそれぞれ特徴がありますね。
↑織り方も自由に混ぜながら、最初の作品に挑戦します。
入学して二つ目の作品では、様々な組織の中から好きな組織を選び、一つの作品を織ります。
綜絖の通し方、踏み順も一つ目の作品とは異なり少し難しくなりますが…
↑バックにしたりと、一つ目の作品とはまた違った作品を織ることができます。
また、今は専修科のクラスの方が多く、縫取りや絞りの作品を多く…
↑縫取りのカリキュラムの同じ鳳凰の図案でも、色使いにより異なる印象になりますね。
↑敷物にしたり、巾着にしたりと、自分でデザインした図案を縫取りにより織り表します。
また専修科のカリキュラムには二重織があります。
↑表は網代格子に、裏は無地で織ってマフラーにしました。
二重織は袋状に織るのか、倍幅にして織るのか、また色の使い方によって様々な用途があり、面白い織物一つです。
そして専修科の最後のカリキュラムが絞り染です。
この作品で専修科のカリキュラムも終わり、研究科になりそれぞれ好きな作品にチャレンジしていきます。
次回はその研究科の作品を紹介したいと思います。