8月も後半をむかえ、パラリンピックも本日より始まりました。
依然コロナの感染者数は減らず、はたおとの作品展も来月予定していたのですが、延期となりました。
来年は教室開講50周年…節目の年に作品展を開催できればと思っております。
今回は、作品展が延期になってしまったので、生徒さんの作品を少し紹介したいと思います。
まずは初等科から、一番最初に行うのが三原組織を使い作品を織ります。
↑初等科一番最初の作品で、テーブルセンターを織りました。
糸は、エジプト綿を使うことが多いですが、糸の種類も生徒さんそれぞれ…
↑こちらも初等科の作品でランチョンマットを織りました。涼しげな色で二枚できました。
初等科2つ目のカリキュラムでは、60種類の見本織の中から1つ柄を選び作品を織ります。
綜絖の通し方も順通しだけでなく、さまざまな通し方があります。もちろん踏み方もさまざま…。
↑自分で仕立ててバックにしました。拡大すると、柄が見えます。
↑こちらも見本織から柄を選び、マフラーにしました。
スコットランドの毛糸を使い、仕上げもバッチリですね。
高等科に入ると次は作品を3つ作ります。
1つ目が柄織りマフラー。
↑たて糸を2色以上、よこ糸は3色以上使います。
色の組み合わせ、そして柄の配置によって皆さん異なる作品ができあがります。
高等科2つ目の作品ではノッティングにチャンレンジします。
↑ノッティングでは椅子マットや玄関マット、タペストリーなど皆さんそれぞれ…。
こちらは椅子マットができあがりました。
高等科では最後に綿の着尺を織ります。
そして専修科にはいります。
専修科では、縫取り・八寸名古屋帯・綴織り・二重織り・絹の着尺を織ります。
↑綴織りの玄関マット。綴織りはたて糸が見えず、よこ糸の打ち込みがしっかりとしているため厚手の織物になります。
そして専修科のカリキュラムを終えると、研究科となりそれぞれ好きな作品に取り組みます。
↑最近人気のレップ織。教室で織り始めてから、すぐご自宅に持ち帰り織ったので、あっという間の完成です。
レップ織は準備は大変ですが、織り始めるとスイスイと進みます。
次回は 夏バージョンのマットを織る予定だそうです。
↑研究科一作目で人気の花織。3つの色違いのポーチが完成です。
5枚綜絖で織るこの花織では、色々な形を練習し作品を作ります。
↑エジプト綿を使い、ロートン織りでベストとバックに仕立てました。
↑オーバーショット織りで大きな敷物をつくりました。ワンリピートが長く、組織図を広げると地図を広げているような感覚でした。
↑こちらもオーバーショットを使い、麻の糸と絹の糸で帯を織りました。
よこ糸の色を変え、変化のある帯となりました。
↑こちらの作品は、織るだけでなく綿の栽培から糸紡ぎをし作品にしました。力作ですね。