11月に入り、糸染コースも後半にさしかかりました。
これまで染めた染料は、桜・カナメモチ・柿渋・藍の生葉・玉ねぎ・コセンダングサなどなど…
色々な色の絹糸が揃い、眺めるだけでも幸せな気分になります。
そして今月の染色実習は【肉桂】
毛呂山校の庭先にある、肉桂の木。いつもこの染色の際に、伸びた葉がカットされる肉桂。
今回もこちらを染料にして、細かく刻んでから使います。
午前中に煮出している時は、肉桂の香りが漂います。
いい匂い…そして午後から染色のスタート。
肉桂は媒染によりますが、赤みのある色へと染まっていきます。
染色と媒染を繰り返しながら、色も落ち着き…
じっくり染め、しっかりと色がついてきました。
媒染も、鉄媒染やアルミなどさまざま。
今回もいい色になりました。高橋先生と村田先生は小さい綛でサンプルの糸染め。
そしておまけのランチは、ガパオライス。
ここ数年、先生がハマっている料理ですね。