三寒四温…
少しずつ暖かい日が増えてきて、これから過ごしやすい時期になってきますね。
花粉症の方にとってはティッシュの欠かせない嫌な時期でもありますが、染色はしやすい時期です。
寒いときには参加人数が少なかった染色実習も(気のせいかもしれませんが…)、だんだんと参加する人数が増えております。
先週末も木綿の染色実習を行いましたので、少し紹介したいと思います。
木綿の着尺の染色実習は、まず自分で縞の設計を行い、それぞれの必要な色の綛数を決めて染色を行います。
高等科のカリキュラムである綿の着尺は、単衣の着物になったり、服地になったり、生徒さんによって仕上がりは様々…
縞の大きさや色合いも、皆さん違います。
ほとんどの方がはじめての染色実習…
最初は慎重になりますが、徐々に糸の扱いも慣れてきます。
今回は紺色が多かったですが、それぞれの紺色の色味は異なり、三者三様。
水洗いをし、色止めをしたら最後に糊付も行います。
一日がかりの染色実習でしたが、皆さん素敵な色の糸に染め上がりました。
それぞれの生徒さんの糸が反物になることが楽しみです。