今月は、帯の染色実習を行いました。
この帯は、専修科のカリキュラムである八寸名古屋帯や角帯を織る時に使用します。
高等科の木綿の着尺でも染色実習を行いますが、今回久しぶりの染色実習の方も多く、少し緊張感のある午前中となりました。
まず最初に、自分の染めたい色を作ります。どの染料をどれくらい入れるのか…
先生と相談しながら経糸、緯糸の色をその都度作っていきます。
使用する糸は、経糸に絹の平巻、緯糸に赤城の座繰り糸を使用します。
さていよいよ染色のスタート。徐々に温度を上げていき、自分の色へと染めていきます。
完成したら水洗い…皆さん思い通りの色へと染まっていったでしょうか。
そして最後に糊付けをした終了です。
今回も三者三様…様々な色の糸が揃いました。