先月に続き、今月の染色も火を使わない染色実習。
前回は盛りだくさんな染色実習でしたが、今月は【柿渋】で、たて糸・よこ糸を染めました。
写真は柿渋で染めた糸を干している様子。柿渋の浸し染めも通常の草木染めとは異なり、媒染を使わず行います。
(のちに鉄媒染をかけることもあります。)
柿渋の染液を水で薄めて、かせの状態の糸を浸し全体になじむように染めていきます。
棒でしっかりと絞り、その後乾かすことにより発色をさせていきます。
棒に糸をかけ、乾かしていきます。斑にならないように途中かせをひっくり返しながら…
柿渋は乾き具合により色の斑がでますが、糸の斑はその後布にした際には面白い表情を見せます
この作業を何度か繰り返し色を濃くしていきます。
この糸がどんな布になるのか、楽しみです。
おまけのランチは、夏野菜のうどん。まだまだ暑い日々が続きます。