蒸し蒸しとした嫌な天気が続いており、七月も1/3が過ぎました。
そしてオリンピックもいつの間にか2週間後開催の予定…色々と考えさせられるオリンピックになりそうです。
かたや、大谷翔平選手の活躍に一喜一憂したりと、スポーツの与える力も感じたりと複雑な気持ちになります。
…さて、本日は先週行った染色の様子を紹介したいと思います。
この日は盛り沢山な染色実習となりました。
まずは午前中に藍の生葉染め…毛呂山校の庭にある藍の葉を採り、それを利用しての染色です。
まずは、藍の葉と水をミキサーに入れ、染液をつくります。
緑がかった色で、藍染のイメージとは少し異なります。ただ糸を液にいれ、空気中の酸素と結合すると…
徐々に、綺麗な水色になっていきます。緑色から水色へと変化する様子がわかります。
そしてこの日は、まだまだ終わりません。午前中に藍染をしている間に、玉ねぎの皮を煮出しており、午後から玉ねぎの草木染めを始めました。
玉ねぎの周りの皮を日頃からコツコツと集め、よく染まる染料なのでとても優秀です。
媒染は、アルミ媒染やチタン媒染などを使い、黄色系・オレンジ系統の色へと染まっていきました。
この日は、水色や黄色の糸が並び盛り沢山な一日となりました。
おまけのランチは…
土鍋で炊いたご飯と、夏野菜を使い…
そして自家製ハムをトッピングした一品となりました。