夏の染色実習は暑さもあり、火を使わない実習をすることが多いです。
時期的にも庭に育っている藍もあるので今月は【藍染】を行いました。
まずは、生葉染め。生葉を水と一緒にミサキーにかけます。
その後布でこし、染液をとり糸を染めていきます。
染液に浸しているときは、糸の色は緑色。空気に触れ酸化させていくと青色へと変わっていきます。
薄めの鮮やかな水色に染まりました。
いつもの染色とは違い短い時間で染液がつくれ、染める時間も短いので、この日は色々な染色をすることができました。
この日染色第二弾は【インド藍】の染色。
化学建てのインド藍の作り方のレクチャーから始まり…
濃度の違う3種類のインド藍の液。
こちらも同じように液に糸を浸し、染めていきます。斑にならないようにゆっくり動かしながら…
生葉の青とはまた違った深みのある青。
藍染は薄い色から濃い色と作ることができ、その色の名称もそれぞれついています。
また時間があったので、保存していた臭木の実を煮出して染色。
この臭木は、今はちょうど白い花がなっている時期。その後実がなり、染料として使います。
生葉の水色とはまた違った色味の水色。
今回は三種類の青の染色。いつもと違う染色を楽しみました。