今年の授業も、今週いっぱいで無事終わります。
この一年、生徒さんの作品を多く紹介してきましたが、今年の紹介も本日で最後です。
今回は、【研究科】の生徒さんの作品を紹介させて頂きます。
研究科では、初等科〜専修科のカリキュラムを修了した生徒さんが、自分の好きな作品を織っていきます。
洋物、和物問わず、新しい事に挑戦する方や、今までのカリキュラムの中から好みの作品を織る方など様々です。
今回は作品別に紹介させて頂きます。
【ショール編】
ショールでは、使用する糸が絹やウール、麻などあり、扱い方も異なります。
もちろん、作品になると肌触りもそれぞれの特徴があり、面白みがあります。
↑絹糸は、柔らかい仕上がりになり質感がとても素敵です。
↑ループヤーンとロービングの糸を混ぜて、二重織りで幅広のショールが織り上がりました。
【バック編】
バックでは、組織織りの模様がバックの顔となります。
自分で織った布を、他の素材のものと組み合わせたり、
自身で使いやすいように仕立てたりと、オリジナルのバックが完成します。
【敷物編】
敷物は、テーブルセンターや、ランチョンマット、玄関マットなどなど…
↑ノッティングでマットを織りました。色使いが素敵ですね。
【着尺編】
着尺を織る生徒さんは、糸を染め、織る方がほとんどです。
仕立てるものも、着物や作務衣や洋服など様々…
お孫さんの七五三の羽織、長着を織る方もいらっしゃいました。
今まで紹介してきた作品以外にも多くの作品に出会えた一年となりました。
来年もたくさんの作品が織り上がるのを楽しみにしています。
そして、今年一年ブログをご覧頂きありがとうございました。来年も教室の様子を随時報告させて頂きますので、
是非よろしくお願い致します。