【千鳥格子(ハウンドトゥースチェック)】
柄が、犬の歯が並んでいるように見えるところからついた名前ですが、
日本では、千鳥が並んで飛んでいるように見えるところから、千鳥格子として有名です。
織り方は、同数の経糸と緯糸で織り出した、綾織りの格子縞です。
また糸の太さや、本数の違いにより、大きさの異なる千鳥格子が織り出せます。
このように、経糸、緯糸に2色以上の色糸をつかい、
その配列と組織との組み合わせ方で、織物面に様々な模様をあらわす事ができます。
例えば平組織の色糸効果には、バスケットチェック、綾組織の色糸効果には、上記の千鳥格子など…。
織り方は、平織り・綾織りなのに様々な柄を織り出す不思議な織り方ですね。
これから寒い時期に、マフラーなど挑戦してみてはいかがでしょうか。
東京校にいくつか見本を置いておりますので、是非参考にしてみてください。