教室では、生徒さんの着尺が毎月何反も織り上がってきます。
その後、湯通しにより、反物をきれいに整えます。この湯通しをすることにより、糊や汚れを落とし、仕上がりもぐっと良くなります。
この日も、柿渋で染めた着尺が湯通しを終え、その後仕立て上がってきました。
そしてさっそく教室ではお披露目会です。
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織った方が着ると、やはり…似合います!!
その方が糸から染め、苦労して織った自分だけの作品ですから、それはもちろん似合いますよね。
反物から着物に仕立て上がると、より一層愛着もわき、一点物の作品となります。
他にも作品が出来上がって来ましたので、少し紹介させて頂きます。
↑専修科のカリキュラムの縫取り。好きなハワイをイメージして額装に!
↑綴織りでタペストリー。左の作品は糸の色と混ぜ方で、夕焼けから夜の様子を表現しました。
↑二重織りでは、裏表でチェックの色を変えたり、広幅にしたりと様々な応用がききます。
また、専修科のカリキュラムを終えると研究科となり、様々な作品に挑戦します。
↑麻のショール
↑花織のクッション
↑オーバーショット織りのテーブルセンターとバック
仕立てるのが得意な方も多く、生地から洋服やバックに仕立て上がってくるのも楽しみの一つです。
↑浴衣地を裂いて緯糸にし、蜂巣織りの夏用の敷物…
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実はこの作品は、20枚つなげると…
リビング用の大きな大きなマットになりました。
また来月もたくさんの作品を紹介したいと思います。