織りのコースに続き、糸染めコースも今年の授業が始まりました。
糸染めコースは、月に一度、季節の草木を染め、年間で12種類の色の糸を染めていきます。
どんな着尺・帯を織ろうかと想像しながら、増えていく糸を並べては想像力をかきたてています。色とりどりの糸を、眺めているだけでも楽しかったりしますね。。。
さて、4月からスタートしたこのクラスも、残るはあと三回…
今回は糸染めコースの様子を少し…
今月の染色は【玉葱】
玉葱の皮は、生活の中でも身近であり、集めやすい染料です。
少量でも色がしっかり出るので、扱いやすいのもいいところです。
今回は皆さん、アルミ媒染・銅媒染・鉄媒染とそれぞれ違う色合いの糸へと染めていました。
光り輝く黄色は、あの玉葱の皮で染めたとは思えませんね。
そして玉葱の持つさまざま色に、皆感動していました。
それぞれ媒染を変えて染色をすると、他の方の色がいいなぁーという【隣の芝は・・】現象がおこります。
今度は違う媒染で染めようとか、次回に向けた構想しながら…
糸をさばき、この日の染色も終了です。
この作業も、一年弱の経験により、上手になってきましたね。