【縞】二色以上の糸を経・緯、または経緯に一定または不定の間隔をもって織り込んでいった経縞・緯縞・経緯縞(格子縞)をいう。
江戸時代の日本では粋な柄として縞が愛され、その呼び名は、その模様が南蛮貿易によってインドや東南アジアの島々から伝わったという島渡りからきているそうです。
玉葱のアルミ媒染で濃淡に染めた糸をつかい、両滝縞の着尺を織り始めました。
整経は慎重に…
仮筬の際にも、縞の本数が間違っていないか確かめながら通していきます。
経巻きをし、糸が綺麗に並び、うっとり…
緯糸も経糸と同じ玉葱の濃淡で染めた糸をつかい、格子にしていきます。
織り方は平織ですが、色を変え、格子を織り出すのは楽しいものです。
また打込みの強さにも注意をしながら、格子の大きさが均一になるように…
教室で少しずつ織っているので、来月中には織り上がりそうです。