11月に入り、だんだんと寒くなってきました。
今月23日の勤労感謝の日には、はたおとの生徒さんと着物をきて食事会を行う予定です。
なかなか着物を着る機会が減ってきている現在…
はたおとの教室では反物や帯を織っているので、少しでも着物を着る機会が増えればという思いで企画しました。
着物を着て街を散策し食事をする…
自分で織った着物や帯を着てくる方もいらっしゃるので、他の方にはまねができない会になるかと思います。
またそのときの様子を紹介したいと思いますので、楽しみしていてください。
さて、ブログでは先月に行われた木綿着尺用の糸染めの様子を紹介したいと思います。
木綿の着尺は、高等科のカリキュラムで、生徒さんそれぞれが自分の好みの縞をデザインし染色します。
作品も様々で、着物に仕立てる方や、作務衣や服地にする方もいらっしゃいます。
お揃いで、ご自身用と、お子様・お孫様にシャツをプレゼントする方も…
着物を着ない方もいらっしゃるので作品も色々な形になります。
それでは、染色の様子も少し…
経糸は、デザインした縞に合わせて、それぞれの色の綛数を計算してから染めていきます。
この日が初めての染色の方も多く、はじめは恐る恐る自分の色をつくっていました。
午後になると、だんだんと慣れてきて、経糸・緯糸ともに染めることができました。
この日染めた皆さんは、カリキュラムが同じようなペースで進んでいるので、同じくらいのタイミングで織り始めるのでしょうか…。