今年も七五三の季節になりました。
千歳飴をもった子供の着物姿も少なくなってきていますが、街で見かけると思わず笑みがこぼれますね。
はたおとの生徒さんでも、お孫さんやお子さんの着物や被布を織る方が多く、例年この時期に間に合うように一生懸命頑張っております。
そして今年も無事七五三のタイミングに着物が間に合ったようです。
さて、本日は東京校の機織りの様子を少し紹介します。
まず織る前の準備に、経糸の設計を行います。
サイズ・用途を決め、糸の種類や筬羽、糸量や組織をきめていきます。
電卓を使って計算ばかりですが、最初の計画がとても大切となります。
また糸の設計が終われば、そのあとは織るまでの準備が始まります。
機織りは織るだけでなく、この準備がとても大変…
筬通しや綜絖通しを行い、一から準備を行っていきます。
また水曜日の夜間コースは着尺を織っている方多く、トントンとリズムよく皆さん織っております。
絹の着尺…網代格子がきれいにでています。
また木綿の着尺を織っている方も多く…
縞や色合いも人それぞれ。
皆さんはじめは投げ杼の扱いに悪戦苦闘しておりましたが、、、
今ではきれいに織れています。
そして今日も一人、着尺が織り上がりました。
13m弱の反物…夜間コースだと仕事帰りに教室にくる方も多く、なかなかゆっくり時間がとれませんが無事織り上がりました。
これから湯通しをし、どんなものに仕上がるでしょうか…
楽しみですね!