先月の終わりにオーストラリアのタスマニアからお客様がいらっしゃいました。
去年、先生が訪れたタスマニア。(滞在記はこちらをご覧ください。)
たくさんの出会いとワークショップを経験することができ、またその中で習った染色がとても魅力的で今後挑戦したい染めでした。
今回はその染色を、タスマニアの染色作家さんのリンダさんをお招きし、毛呂山校にて行いました。
リンダさんはタスマニア在住の染色作家さん。
http://www.geckostrands.com/
まずはじめにリンダさんの作品を拝見させて頂き、感動とともにこんな作品を染めてみたいと素直に思いました。
ご主人のイマンスさんと、タスマニアとメルボルンの染織家の方も一緒に今回はたおとに来て頂きました。
今回は二日間の実習…1日目の様子を少し紹介したいと思います。
まずは、小さな作品で様々な布や糸をつけたり、切ったり貼ったりしこの染色技法の基礎を学びました。
私たち以外にもタスマニア・メルボルンの方達も一緒に参加し、この染色を行いました。
使用する葉っぱはユーカリの葉…
ユーカリは一種類ではなく、何百種類もの品種があり、葉の形も様々。
こんなに種類があるとは思わず、びっくりしましたが、それぞれ色合いもまた違いが出ます。
参加した皆、布の形が違えば、配置も様々、媒染するものを変えると色合いもグッと変わります。
そして、この布を巻き染色の準備をします。この【バンドル染め】の基本を学び、どのようになるのか開けるまでドキドキです。
これは練習ですが、面白い染色になりそうです。
この染色は、一期一会…素人でも色合いや配置で色々な作品に染め上がります。
ドキドキした気持ちで布を開ける、不安もありますがとっても楽しい染色です
次回はメリノウールのショールの染色を紹介したいと思います。