三月も終わり、いよいよ新年度が始まります。

通勤の途中では、桜が満開な景色を眺めることができ、春の訪れを感じることができます。

そして教室でも、年度替わりで生徒さんの入れ替わりがあり、平日クラスに空きが少しあります。

ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせ下さい。

さて、本日は生徒さんの作品を紹介したいと思います。

入学してまず始めるのが、織り方の練習で、平織や斜文織の練習を行います。

その後、一から準備し機ごしらえをします。初めての作業ばかりですが、この作業を繰り返し徐々に覚えていきます。

そして次の作品で、さまざまな組織から一つお気に入りの組織を選び作品を作ります。

↑バックと一緒にポーチを作ったり…

↑手持ちの糸を使いマフラーを織りました。色を変えたり、組織も少し変化を加えたりとオリジナルのマフラーの完成です。

そして高等科になると、柄織りやノッティングを織ります。

今、この辺りのカリキュラムをやっている方が多い気がします。

↑ノッティングでは、椅子マットを作ることが多く図案をつくり作品を織ります。

最近では、iPadをつかってデザインを作る方もいらっしゃいます。

↑こちらはモンドリアンのデザインを参考にマットを作りました。まっすぐな幾何学模様は比較的織りやすい模様です。

↑羊をモチーフに額装にした作品は、ノッティングのやり方を変え組み合わせた作品です。

その後木綿の着尺を織り、専修科となります。

専修科では、縫い取りや八寸名古屋帯を織り、その後綴織りをします。

↑経糸が見えないのが綴織りの特徴で、図案を織り出します。

房部分のマクラメもとっても素敵です。

↑絹糸を使い綴れを織りました。細い糸を使うので大変ですが、可愛らしい作品の完成です。

そしてその次のカリキュラム、二重織り(袋織り)…

↑二重織りは、倍幅に広げ普段織れない幅の織物ができます。

その他用途としては、袋状に織り袋物にしたりさまざま…

↑こちらは綿のスラブ糸を使い広げて作品にしました。

専修科を終えると、いよいよ研究科となります。

織る作品も様々…

↑八寸名古屋帯の絹糸の余り糸を使い、杉綾でショールにしたり。

↑色糸効果の千鳥格子でマフラーを織ったり…

↑中細の毛糸に、特徴的な緯糸でマフラーを織ったりと皆さんそれぞれ好きな作品に挑戦しています。

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