ゴールデンウィーク最後の特別講習は、【多色による段染め】を行いました。
この講習は久しぶりの開催。前回も人気でしたが、久しぶりの開催ということもあり今回も大好評。
この染色は、インド更紗の媒染糊を糸へ応用して行います。
まず午前中に媒染糊の作成。
各媒染ごとに媒染糊を作ります。
糸重量から、各媒染糊の分量を計算し、つくっていきます。
今回は4種類の媒染糊を、グループごとにつくりました。
そして使う糸は、防縮ウール2/10。
綛のなかでの媒染糊の割合を考え、それぞれの媒染糊をつけていきます。
塗り終わったら、ラップをつけて次の媒染糊をつけていく。
全ての糊をつけ終わるとこんな感じ。ここでお昼休憩。
お昼の間、この状態で1時間ほど置いておきます。
そしてお昼後、この媒染糊を落とすところからスタート。
鉄媒染のところから糊落としをしていきます。
上の状態でも媒染の違いがわかりますね。
そして染色。この方法では、一回染色で終了。
今回の染料は【玉ねぎ】と【蘇芳】で行いました。
どちらも素敵な糸へ染まりました。