ゴールデンウィーク3日目は、【板締め】
この講習は、板締めだけでなく藍の化学建てのやり方も一緒に学びます。
まずはインド藍を建てるところから始まります。
藍を建てるには、【発酵建て】と【化学建て】がありますが、後者の方法で
インド藍を苛性ソーダ・ハイドロサルファイトで還元させてつくっていきます。
それぞれの重さを計り、混ぜ、phをみて、理科の実験のような…
そしてその後板締めに入りました。
板締めは布を屏風畳みにして、さまざまな形の板をクランプで挟み、固定して染色をします。
使う板の種類も様々、畳み方も皆さん異なるので、広げたときにどんな柄が出てくるのか。
インド藍の中にいれ、泡立たないようにゆっくりと染色をしてその後、酸化させて発色します。
↑これは無地で染めたものを二人で両端をもって酸化せています。緑色から藍色へ変わっていく様子がわかります。
また、2回目は板の位置をずらしてクランプで固定すると、重なった部分は真っ白となりずらしたところが薄い藍色となります。
今回染めたものは、暖簾や敷物、バックと様々…楽しい時間となりました。
最後に先生がすぐできる籠染めで日傘を染色。みなさん次回はそれもやりたいと、夏の特別講習になりそうです。