‘はたおとからのお知らせ’ カテゴリーのアーカイブ
いつからか体育の日はスポーツの日と変わり、日付も第二月曜日となりました。
三連休通して天候もよく、スポーツの日の染色も良い天候の中で行えました。
さて、本日は三連休初日の土曜日は毛呂山校土曜日コースの様子を紹介したいと思います。
作品展が近づいてきて教室では作品がたくさん仕上がってきました。
↑専修科最後の絹の着尺を、着物に仕立てました。
経糸は黄色でしたが、緯糸の色でグッと落ち着き、纏うとまた印象が変わります。
今回の展示会も、たくさんの着物が展示できそうです。
↑高等科カリキュラムの柄織りマフラー。太い縞の中に、緑・紫の細い縞が入っています。
ここでのカリキュラムは綜絖通しと踏み順が今までに比べると少し複雑になりますが、丁寧に織れていますね。
↑研究科になると色々な織り方にチャレンジします。織りたい作品に取り組み、ご自身でポシェットに仕立てました。
↑初等科のカリキュラムで膝掛けを織りました。作品の上にあるのは組織図。
紙を切って、経糸・緯糸の色で塗り、織ったときのイメージを深めました。素晴らしい!
どんどん作品も仕上がり、次の日の日曜日クラスでもたくさんの反物が織り上がりました。
作品展までおよそ1ヶ月…今回も300点以上の作品を展示します。
毎月第二日曜日は講義の日。
普段教室では、カリキュラムに沿って初等科〜専修科そして研究科とさまざまな織りをしますが、月一の講義では織りの歴史や織機について、糸の話や染色、組織図について座学の勉強会をしています。
一年で一周するような講義内容となっており、今月のテーマは【三原組織】
今回は講義の様子を少し紹介したいと思います。
入学して半年くらいの生徒さんから参加することが多いですが、毎回参加するメンバーはまちまち。
今回から、とっーても遠方から来ている生徒さんが自宅でも受けれるように実験的にzoomでの配信を行いました。
プロジェクターに繋げるパソコンと、zoom用のパソコンの2台体制で…
側から見たら仕事できそうな雰囲気のデスク周りでしたが、初めてのzoomでの講義は内心あたふた。
三原組織は基本となる組織。汎用性がありそれをもとに様々な組織をつくります。
6月に入り、じめじめと蒸し暑い日がこれから始まりそうです。
そして、今年も2年に一度の作品展を11月に開催します。
東京展は今までの会場とは変更となり、柳橋近くの中央区立産業会館で開催することになりました。
桐生展は例年通り、桐生市の有鄰館で行います。
生徒さんも11月の作品展に向けて少しずつ作品作りに励んでおります。
また近くになったら告知をしたいと思います。
■■■作品展日程■■■
【桐生展】2024年11月22日(金)〜11月24日(日)
【東京展】2024年11月28日(木)〜11月30日(土)
毛呂山でのワークショップ2日目は【紙糸づくり】
和紙を切って撚りをかけ、糸にする。
そのワークショップの前にちょっと寄り道…
毛呂山校近くに育てているユーカリを見て、色々と情報を聞きました。
ユーカリの育て方や、枯れた葉の使い方など、専門的な知識を教えて頂きました。
そして毛呂山校に向かい、ワークショップが始まりました。
紙糸づくりの工程を動画で説明し、実演を交えながら糸をつくりました。
前回に続き、メルボルンのクラフトギルドのメンバーのワークショップの様子を紹介したいと思います。
毛呂山校では、2日日間のワークショップを行い、1日目は【着尺の製織・緯よろけの製織】と【ぼかし染め】
2日目は【紙糸づくり】の講習をしました。
今回のクラフトギルドのメンバーは、メルボルン工科大学で染織系の教授をしていた方が数名、そして陶芸をしている方など様々…
その中ではたおとでは、普段オーストラリアでは扱わないようなことをメインに講習を考えました。
まずは午前中は織りの講習。
細い綿糸を使い、着尺を織る。