‘手織りについて’ カテゴリーのアーカイブ
【縞】二色以上の糸を経・緯、または経緯に一定または不定の間隔をもって織り込んでいった経縞・緯縞・経緯縞(格子縞)をいう。
江戸時代の日本では粋な柄として縞が愛され、その呼び名は、その模様が南蛮貿易によってインドや東南アジアの島々から伝わったという島渡りからきているそうです。
玉葱のアルミ媒染で濃淡に染めた糸をつかい、両滝縞の着尺を織り始めました。
作品展が終わってからも、各教室には生徒さんの作品が次々に織り上がってきており、教室の一角にある展示スペースもまた賑やかになってきました。
今回は専修科の作品が多く織り上がっていたので、その作品を少し紹介したいと思います。
↑専修科のカリキュラムの縫取り。
色の使い方、縫取りの仕方によっても表情が変化します。