‘手織りについて’ カテゴリーのアーカイブ
なかなか梅雨が明けず、雨が降ったり止んだりと嫌な天候が続いております。
本日は、東京校のある浅草橋柳橋では夏祭りが行われる予定ですので、これから雨が止むといいですね。
さて、本日は生徒さんの作品を少し紹介したいと思います。
初等科のカリキュラムでは、マフラーやテーブルセンターなど、扱いやすい太めの糸をつかい作品を織っていきます。
↑見本織りの中から好きな組織を選び、マフラーを織りました。丁寧に一段一段きれいに織っていました。
この日は、生徒さんがご自宅で織っていた木綿の着尺が織り上がってきました。
生徒さんの中には、教室と同じ織機をご自宅に持っているかたもおり、教室である程度織れる様になったら、ご自宅に持ち帰り、続きを織る…
あっという間に織ってくる方もいれば、忙しくてなかなか織れない方など様々ですが、織り上がった喜びは作品を教室に持ってきて、皆さんと共有しています。
先週の日曜日は、月に二度の大間々校の授業。
最近よく、機織りをしていると…
上のほうから、機織りの音とは違う、ガタガタガタッ!!!と音がします。
外を見てみると…
木に隠れてますが…
そう…おさるさん!!
【縞】二色以上の糸を経・緯、または経緯に一定または不定の間隔をもって織り込んでいった経縞・緯縞・経緯縞(格子縞)をいう。
江戸時代の日本では粋な柄として縞が愛され、その呼び名は、その模様が南蛮貿易によってインドや東南アジアの島々から伝わったという島渡りからきているそうです。
玉葱のアルミ媒染で濃淡に染めた糸をつかい、両滝縞の着尺を織り始めました。