‘手織りについて’ カテゴリーのアーカイブ
本日は、埼玉の毛呂山校の授業でした。
毛呂山校の木曜日は、午前・午後・夜間コースがあり、それぞれ3時間ごとの授業となります。
今回は、その中の午前クラスの様子を紹介をしたいと思います。
本日の午前クラスは珍しく織っている人は一名…あとは皆さんそれぞれが織るものの準備をしておりました。
織るだけなく、準備も経糸の計算など一からおこないます。
投げ杼を使って、トントンと織るイメージの機織りですが、準備もものすごく大変なのです。
その様子を、それぞれの工程ごとに少しご紹介したいと思います。
【糸巻き…】
今月はじめ、休日を利用し長野県岡谷市で開催されたシルク見学会・実技講習会に参加してきました。
会場は、【岡谷蚕糸博物館】
岡谷蚕糸博物館では、絹の歴史や歴代の製糸機械が展示されているだけでなく、
2014年より、【宮坂製糸所】が移転され、様々な機械が展示・稼働しています。
製糸所は年々数が減少してきており、関東近郊では
ここ【宮坂製糸所】や【碓氷製糸所】、他数カ所しかありません。
稼働している様子を見学できる、貴重な場所です。
5月もあっという間に終わり、そろそろ梅雨の季節が近づいてきました。
はたおとでは今月も、新しい生徒さんが入学し、おかげさまでほぼ全てのクラスで満席です。
【織】を休日の趣味として、仕事帰りの息抜きとして、また退職後の新たなチャレンジとして、
色々な生徒さんが、それぞれの想いをもって織と向かい合っています。
同じカリキュラムで進んでいきますが、織り上がる作品もそれぞれ個性的。
今月も、作品が織り上がってきましたので、少しではありますが紹介させて頂きます。
今週末から、御徒町〜浅草橋のエリアで【モノマチ】がはじまります。
このモノマチは、古くから製造/卸の集積地としての歴史をもつこのエリアで、
ものづくりの魅力に触れられるイベントとなっております。
さまざまなジャンルのお店が参加し、木工や皮製品、染めや織り、硝子など
伝統的な職人やクリエイターにも出会えます。(ワークショップも開催しています。)
ものづくりが好きな人には、興味深いイベントです。
教室からも近いので、期間中にぶらっと遊びに行きたいと思っています。
【モノマチホームページはこちらをどうぞ!】
さて、はたおとでも手織の作品がどんどん織り上がっております。
今回も生徒さんの作品を少しずつ紹介させて頂きます。
桜の季節が終わり、暖かくなったと思ったらまた少し肌寒い日々が続いております。
さて、前回に引き続き、専修科・研究科の作品を少しずつ紹介させて頂きます。
専修科のカリキュラムでは、縫取り・八寸名古屋帯・綴織り・二重織り・絹の着尺・絞り染めを行います。
上の作品は、縫取りの課題で、故郷の景色をあらわしました。
写真ではなく、織りであらわす風景はやさしい雰囲気とおもいが伝わりますね。
また、八寸名古屋帯のカリキュラムでは、糸の染色からおこないます。