‘手織りについて’ カテゴリーのアーカイブ

先週の日曜日は、月に二度ある大間々校の教室でした。

大間々校は、群馬県桐生市の横に位置するみどり市にあります。現在は生徒数は10人満席の明るいクラスです。

生徒さんは皆車で来ていますが、赤城駅よりバスも運行しており、教室前まできています。

バスは予約制で、利用する当日(朝8:00から受付)に電話にて予約をとります。

今回はその大間々校の様子と、カリキュラムについて紹介します。

大間々校は最近入った生徒さんからベテランの方まで、幅広く生徒さんが在籍しています。

上の写真は、2番目の作品の見本織です。その後好きな柄を選び作品をおります。

↑こちらの作品は、その見本織の柄の中から好きな柄を選んで織ったバックです。

大きめのトートバックを綺麗に仕立て、持ち手の皮もアクセントとなり、使い勝手のよいバックとなりました。

↑こちらは、高等科の作品のノッティングマットです。椅子マット2枚織る予定で、今後の完成が楽しみです。

また初等科、高等科、専修科をそれぞれ修了すると、修了証を発行します。

今日はこの修了証をお渡ししました。

初等科、高等科修了おめでとうございます!!!!

【専修科 縫取り】

縫取りの課題ではイラストや風景、模様などを織りで表現します。

↑首輪には古銭をつけ額にいれて飾るので、ご利益のありそうな招き猫になりそうです!

↑こちらの作品は、ブックカバーとティッシュケースをつくりました。

蝶のイラストの色合いがきれいで、ティッシュカバーの柄も素敵です。

【専修科 絞り染め】

絞り染めの課題が出来上がれば無事専修科修了!おめでとうございます。

修了後は研究科になり、自分が好きな作品を織り始めます。

【研究科】

【レース織 カシミアマフラー】

【もじり織り のれん】

【吉野格子 九寸名古屋帯】

研究科では、着物やマフラー、インテリアなど様々な技法をつかって作品を織っていきます。

これからも毎月多くの作品が東京校、大間々校、毛呂山校から織り上がってきますので、またご紹介させて頂きます。

暑かった8月も残りわずかですね。

最近も多くの作品が織上がり、作品に仕上がってきました。

少しではありますが、カリキュラム順に生徒さんの作品を紹介します。

【初等科】

こちらは第一作目の作品です。バックと余り生地でカード入れが完成しました。

自分で織った生地だと、余った生地も大事に使いますね!

平織りでバックを織りました。この作品も一作目ですが、緯糸を変化させることにより表情も変わっていきます。

上3つは、カリキュラム二つ目の作品です。それぞれ60種類の見本織の中から好きな柄を選び作品にしています。

色合いもひとぞれぞれ、出来上がる作品もひとそれぞれです。それぞれの個性がでていて素敵です。

【高等科】

高等科の最初の作品の柄織によるマフラーです。この冬に活躍しそうです。

ノッティングにより、椅子マットの完成です。

お二人とも現在は自分で染めた糸をつかい、着尺を織っています。

次回もまた生徒さんの作品を紹介します!!

【Spot Weave】

経糸、緯糸共に白と黒の中細ウールを使用したので形がはっきりと出ました。

【Rosepath】

緯糸は、シルクモールを使用したので、肌触りがよく、柄もよくでています。

両方とも東京校に置いておりますので是非ご覧ください。

【木綿の着尺】

はたおと高等科のカリキュラムです。着尺を着物にする方や、作務衣にする方、洋服にする方などはさまざま。

昨日の毛呂山校では、このカリキュラムで完成した着尺が着物に仕立てあがってきてたので、みんなで着物をみて、完成の喜びを分かちあいました。

毛呂山校の生徒さんが教室にある八寸名古屋帯で、試しに着付けをしてくれました。

普段着物を着る方なので、テキパキとあっという間に着付けの完了。

やはり着物にして着ると、着尺のころとは表情が変わり、その人にあった素敵な着物になっていました。

縞の設計から糸の染色、整経〜織まで時間はかかりましたが、織ったものがきちんと形になると感慨深いですね。

最近では着物を着る機会が減ってきているとは思いますが、このように自分で一からつくった、自分だけの【着物】を着て街を歩く機会を、今後つくっていきたいものです。

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