‘染色実習’ カテゴリーのアーカイブ
GW第二弾の染色実習は木綿の草木染めです。
今回の糸は、川越唐棧で使用している綿糸をつかい、染色を行いました。
【唐棧】とは、細い縞木綿の織物のことであり、日本には室町時代頃に海外からもたらされてと言われています。
そして川越唐棧は30年ほど前に入間の西村織物さんで復元され、今回はその西村織物さんの糸を使用し、草木染めをしました。
細い縞、薄い生地の川越唐棧の糸は、番手が80/2と細く、扱いも慎重になります。
また草木染めですので、綿糸はカチオン化した糸を使います。
作品展も無事終わり、たくさんの作品にふれた生徒さんたちの創作意欲はますます上がってきています。
教室では、『あんな作品織りたいな』『次回挑戦してみよう』など、次の作品に向けての構想の声がチラホラ聞こえてきています。
そして、あっという間にゴールデンウィークを迎え、毛呂山校では染色の講習が3日間開催しております。
まず第一弾の染色は【はじめての草木染め】
名前のとおり、はじめての方を対象に、扱いやすい糸をつかって、染料の煮出しから糸染めまで行います。
今回の染料は【桜】【けやき】【よもぎ】をつかいました。
まずは、糸重量から染料の重さや媒染などを計算し…
各クラスとも、来月の作品にむけて出展予定の作品を決めて、作品づくりもラストスパートです。
今年はどんな作品が展示されるのでしょうか…。毎年雰囲気の異なる作品展。
当日の飾り付けをしてみてのお楽しみです。
そして4月の作品展の案内ハガキも完成し、今週中にも教室に届く予定です。
さて、先週の土曜日は布染めコースの授業でした。
実は、このコースも今年度で終了となりました。今まで長い間、たくさんの生徒さんに支えられ、様々な種類の草木を染めてきましたが、来年度からは、糸染めや特別講習の場として、開講していく予定です。
それでは、最後の布染めコースの様子を紹介したいと思います。
織りのコースに続き、糸染めコースも今年の授業が始まりました。
糸染めコースは、月に一度、季節の草木を染め、年間で12種類の色の糸を染めていきます。
どんな着尺・帯を織ろうかと想像しながら、増えていく糸を並べては想像力をかきたてています。色とりどりの糸を、眺めているだけでも楽しかったりしますね。。。
さて、4月からスタートしたこのクラスも、残るはあと三回…
10月も後半になり、新潟への研修旅行もいよいよ来週となりました。
この研修旅行では、はたおとの生徒さんと一緒に、
新潟の織物である【小千谷縮】や【越後上布】などをみて、体験をしてきます。
今回は久しぶりの研修旅行…
天気が良くなる事を祈ります。。。
さて、はたおと毛呂山校では先週末に帯の染色を行いました。
今回はその様子を少し紹介したいと思います。
帯は、専修科のカリキュラムであり、縫取りでお太鼓柄をつくります。