‘染色実習’ カテゴリーのアーカイブ
先週の土曜日は、月に一度の糸染めコースの染色の日でした。
糸染めコースは、1年をかけて12色の色の糸を毎月染めていきます。
先週は今年度2回目の染色です。またまだ糸の扱い方や、草木染めに悪戦苦闘ですが、毎回出る色を楽しみながら、それぞれ特徴のある色の糸へ染めています。
天候に恵まれ、暖かかったこの日は、欅(けやき)の染色を行いました。
けやきの幹材をチップ状にし、煮出して染液をとります。
染色、媒染を繰り返し、自分が納得し、出た色を楽しみます。
これらの糸がどんな着物や生地になるのか…皆今後の織りへの想像をしながら、この日も無事染色を終えました。
今日のランチは…。
麻婆麺の予定が、急遽トゲクリガニのトマトパスタにグレードアップ。
たまには良いこともありますね!
せっかくのゴールデンウィークですが、本日は朝から雨模様です。
はたおとでは、ゴールデンウィーク初日に今年度の【染色 糸染めコース】が始まりました。
糸染めコースは、月に一度、4月〜3月まで一年をかけて、12種類の染材で絹糸を染めていきます。
季節にあわせた染材で、色とりどりの糸が今後染め上がるのが楽しみです。
早速ですが、今月は【茜】による染色です。
茜には、インド茜・西洋茜・日本茜などがありますが、今回は西洋茜を使用しました。
まずは、茜を煮出し染液をとります。
茜からは、きれいな赤系の色が染まります。
媒染も皆それぞれ…。
この一年で、様々な色に出会えることを楽しみにしています。
今回のランチは、ふきのとうと行者にんにくのアーリオ・オーリオにホタテを添えました。
山菜がおいしい時期になりましたね。
はたおとのカリキュラムにもある八寸名古屋帯(角帯)の糸の染色を今月におこないました。
経糸は一色で、緯糸を三色で染め、染料は化学染料をつかいます。
染色当日までに、帯の色を決めてからこの日に臨みます。
この前のカリキュラムで木綿の化学染めをやっているので、皆さんスムーズに染色が進んでいきました。
それぞれ違う色の糸に染め上がりました。
織りの際には、このようにお太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。
帯の色だけでなく、図案も人それぞれですね。
来月開催の作品展でも数多くの八寸名古屋帯が展示されます。
是非色とりどりの帯をご覧下さい。
□■□■手織教室はたおと 生徒作品展□■□■
【桐生展】
日程:4/11(金)〜4/13(日)10:00〜17:00
初日12時開場 最終日16時閉場
会場:有鄰館 群馬県桐生市本町2丁目6-32
【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3
先週の平日に、木綿の化学染めの講習を行ないました。
カリキュラムの一つである木綿着尺の染色は、年に2〜3回開催されており、それぞれのカリキュラムの進捗状況にあわせて参加します。
今回参加された方は、東京校の生徒さんと大間々校の生徒さんの計4名です。
まず事前に着尺の縞のデザインを行ない、それぞれの色の綛数を決めて染色を始めます。
ほとんどの方が初めての染色でしたので、おそるおそる染料をいれて染色をしていました。
先生に色の配合を聞きながら、デザインした色を目指して…
一日がかりの染色で帰りは疲労困憊でしたが、自分の染めた糸に納得の様子だったはず!
糸の染色が終わったので、今後織りの準備に入ります。
それぞれどんな着尺になるのか、今後の作品が楽しみです。