‘生徒手織作品’ カテゴリーのアーカイブ
前回に続き今回も生徒さんの作品を紹介させて頂きます。
今回は専修科、研究科の生徒さんの作品となります。
冬の寒い時期に織っていたこともあり、マフラーやショールを織っている方が多かったような気がします。
少しではございますが、ご覧ください。
【専修科 二重織】
《マフラー》
二重織は足の踏み方によって、さまざまな形に変化します。
皆さん、作品の用途によって織り方を選んで織っています。
【専修科 綴れ織】
《マット》
《タペストリー》
【研究科】
研究科では、着尺を織る方やマフラーを織る方など、皆さん自分の好きな作品を織っています。
自分のもの、家族のもの、友人のものなど、それぞれの想いをもって作品づくりに励んでおります。
《絹ショール》
《花織 コースター》
《レース織 ショール》
《ワッフル織 マフラー》
来月もたくさんの作品が織り上がるのを楽しみにしています。
先週の雪がまだ残り、寒さも厳しい日が続いております。
土日は、雪のためお休みの生徒さんもいましたが、
4月の作品展にむけて、作品も次々に織り上がってきています。
少しではございますが、カリキュラムの順に作品を紹介します。
【初等科 織り方練習】
基本的な織り方の練習を行ない、その後ランチョンマットやテーブルセンター、バック地などを織ります。
《ランチョンマット》
《テーブルセンター》
《バック》
【初等科 見本織】
二つ目の作品では、綜絖の通し方、踏み方の違いにより様々な柄を織りだします。
作品もマフラーや、クッション地など様々です。
《マフラー》
【高等科 柄織】
高等科では、柄織やノッティング、木綿の着尺を織ります。
木綿の着尺は染色から行なうので、今までの作品に比べて時間も労力もかかりますが、織り上がった喜びはひとしおです。
【高等科 ノッティング】
次回は専修科、研究科の作品を紹介します。
明けましておめでとうございます。
昨年は個展や、講習会など、たくさんの方にご参加頂き、大変お世話になりました。
今年は、桐生・東京にて生徒さんの作品展が開催されます。展示される作品はマフラーから着尺まで様々あり、見応えのある作品展になるかと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
また年始の授業は、今週の日曜日に大間々校から始まりました。
教室でゆっくり織る方や、自宅でひっそり織っている方など、作品が織り上がるのが楽しみなクラスです。
自宅に織り機を持っている方は、休み明けに作品が完成してきましたので、少し紹介させて頂きます。
↑ペアのマットが完成です。最初はもったいなくて座れなさそうですね!
↑ぼんやりとした色合いが、糸を混ぜることによりうまく表現できています。
↑千鳥格子のマフラーが二枚織り上がりました。色違いでプレゼントに素敵ですね。
↑コーヒーで染色した糸をつかって、着尺が織り上がりました。これから湯通しです。
今年も手織教室はたおとを宜しくお願いいたします。
早いもので今年もあと半月となりました。
今年は、特別講習で【多色の段染め】や【型染め】を開催し、数多くの生徒さんにご参加頂きました。
段染めの様子は、以前こちらのブログの中で紹介させていただきましたが、年末になり多くの作品が織り上がってきましたので、少しではありますがご覧下さい。
染色は、【スオウ】と【たまねぎ】でおこない、色々なマフラーへと形を変えていきました。
↑縦縞と横縞のマフラー。段染めの糸をつかうと自然な縞がでてきます。
また段染めの糸は、それぞれの媒染の割合によって、織るものの表情は変化します。
同じような色合いでも、柄はひとそれぞれ…
↑緯糸に段染めと単色の糸を混ぜて織っています。
↑段染めの糸と、単色で染めた糸を混ぜての斜文織です。
【色糸効果】により、柄もでます。
↑じっくり見ると、柄がさりげなくみえる素敵なマフラーです。
同じ日に、同じように染色をしても、織り上がってくる作品はこんなにも違うのですね。
それぞれ世界にひとつだけのマフラーが完成しました。
今年も残すところ一ヶ月を切りました。
2013年のはたおとの行事としては、毛呂山校でのミニ作品展や夏休みのちびっ子体験、
10月には丹治先生の個展を開催しました。
また特別講習も、藍の型染めやウールの段染めを2回ずつ、どちらも満席で開催しました。
来年は作品展もあり、また様々な講習会を開催予定ですので、楽しみにお待ち下さい。
そして年末になり、教室では生徒さんの作品も多く織り上がってきました。
前回同様、今回も作品を交えながらカリキュラムの説明をしていきます。
【専修科】
まず専修科のカリキュラムには5がつあり、そのひとつに【綴織り】があります。
綴織りは、経糸が見えないように緯糸をいれていき、柄や図案を織り出していきます。
↑様々なイラストが配置された素敵なタペストリーです。
↑こちらは綴織りをつかってバックに仕立てました。
また【袋織】のカリキュラムでは、マフラーやクッションカバーなどを織ります。
↑コチラは、袋織をうまく活用した、状差しです。素晴らしいアイディアですね。
↑袋織で、片方の端をあければ幅広のマフラーも織ることができます。
その他カリキュラムの八寸名古屋帯や、縫取り、絹の着尺などが終わると、無事修了となります。
その後研究科では、洋服地や着尺、インテリア地など、自分の好きな作品を織っていきます。
【研究科】
↑花織の練習で、コースターを織りました。
↑好きな織り方、素材でショールなども織り上がりました。
↑もじり織で、透け感のある暖簾
↑オーバショット織でテーブルセンター
こちらを拡大するときれいな柄が浮かんでいます。
機織りをしたいけど、何を織りたいかまだ決まっていない方などは、カリキュラムで色々な織物や作品を学び、その中で自分に向いているものを見つけて、一生の趣味として楽しんでいます。