毎月第二日曜日は講義の日。
普段教室では、カリキュラムに沿って初等科〜専修科そして研究科とさまざまな織りをしますが、月一の講義では織りの歴史や織機について、糸の話や染色、組織図について座学の勉強会をしています。
一年で一周するような講義内容となっており、今月のテーマは【三原組織】
今回は講義の様子を少し紹介したいと思います。
入学して半年くらいの生徒さんから参加することが多いですが、毎回参加するメンバーはまちまち。
今回から、とっーても遠方から来ている生徒さんが自宅でも受けれるように実験的にzoomでの配信を行いました。
プロジェクターに繋げるパソコンと、zoom用のパソコンの2台体制で…
側から見たら仕事できそうな雰囲気のデスク周りでしたが、初めてのzoomでの講義は内心あたふた。
三原組織は基本となる組織。汎用性がありそれをもとに様々な組織をつくります。
11月の教室の展示会に向けて、皆さんせっせと機織りに励んでおります。
先日の日曜日クラスでは、二人の方が着尺と帯を織り上がりました。
それぞれの苦労を知っているので、みんなで祝福!!
今日はそんな東京校日曜日クラスを紹介したいと思います。
↑草木染めの着尺もいよいよ終わり…。
13mの着尺を織るのにトラブルも多少ありましたが、色々な思いが詰まった綺麗なみどり色の着尺。
いよいよハサミを入れて終了です。
前回に引き続き、今回も生徒さんの作品を紹介したいと思います。
初等科から研究科のカリキュラムを終えると、次は研究科となりそれぞれ好きな作品に取り組みます。
草木染めをした絹糸を使い、着尺や帯を織る方もいれば、マフラーや敷物などの日常使いのものを織る方など様々…
織り方や糸も色々な組み合わせがあり、作品の種類や用途に合わせてそれぞれチョイスしていきます。
↑蜂巣織で2種類のバックを作りました。
梅雨も明け、今日も暑い日となっております。
そして今週からオリンピックも開幕し、こちらも熱い日が続きます!
さて本日は、教室の生徒さんの作品を紹介したいと思います。
はたおとのカリキュラムには、初等科から専修科があり、初心者の方でも徐々にスキルアップができる内容を用意しております。
最初は扱いのしやすい太い糸で、機拵えから織りまで行っていきます。
↑初等科最初の作品のバック。ほとんどが初めての作業。