教室では日々新しい作品が織り上がり、作品になってから生徒さん同士お披露目をしております。
各クラス様々な作品を見ることができますが、教室が違う(東京や埼玉など)と作品を見る機会がないので、今回は少し紹介したいと思います。
教室に入学するとまず、平織や斜文織という基本的な織り方を練習し作品をつくります。
たて糸の計算から、糸の準備、そして織までこの作品を通じて学んでいきます。
一作目から、全て覚えることはできませんので、織るまで工程は作品をつくるごとに少しずつ学んでいきます。
↑斜文織で、テーブルセンターを作りました。よこ糸の色を変え、斜文も右斜文・左斜文を混ぜながら綺麗に織れております。
1月に入り、染色コースの糸染めコースも新年1回目がスタート。
この糸染めコースも残りわずかとなり、生徒さんも糸の扱いも慣れ、染める手順も段々と身についてきました。
そして今回染める染料は【ログウッド】
ログウッドは、媒染の種類により黒系の色から紫系統の色に染めることができます。
2021年、今年も早いもので今週ではたおとの教室も終わりとなります。
年末は恒例の大掃除を各クラスで行い、一年お世話になった織機や道具など綺麗にしました。
またこの時期になると、毎年民藝館展が開催され、一年の終わりを感じます。
昨年はコロナの影響で、中止となりましたが今年は開催されたので行ってまいりました。
たくさんの織り手の方の熱量が感じられ、今後の作品づくりにも参考になりました。
またチケットは事前予約になっており、館内はスリッパからシューズカバーを履くスタイルに変更しておりました。
教室は、今週末で年末年始休暇となります。お問い合わせ等ございましたらお早めにご連絡ください。
冬季休暇期間
2021年12月27日(月)〜2022年1月5日(水)
12月の染色実習は【ラックダイ】
ラックダイは、カイガラ虫から抽出した染料で、ピンク系や紫、グレー系など媒染によってさまざま…
いつもは午前中に染料を煮出し染液をつくりますが、ラックダイは粉末状の染料なのでいつもより早く染色のスタートです。