12月に入り、今年も残すところ1ヶ月を切りました。
今年は作品展があったり、タスマニアの方からの特別講習があったりと、慌ただしく過ぎていきました。
これから各クラスでは大掃除の時期が近づき、年末が近づいてきたんだと感じます。
だんだんと寒い時期に突入しますが、皆さんお身体には十分お気をつけください。
さて、本日は生徒さんの作品を紹介したいと思います。
生徒さんが入学して取り組むのが初等科の作品です。
↑初等科の2番目の作品では、様々な組織から好きな組織を選び、作品を作ります。
実習1日目の最後には、メリノウールのショールを使ってバンドル染めの実践…
練習では、自分の好きなようにユーカリを配置し、巻き方や使う道具も皆それぞれでしたが、本番になると自由な発想も練習のようにはいきません。。。
ユーカリの配置だけでなく、布の折り方や、鉄媒染の付け方、また防染の仕方でも全然違うものになり、考えてやると少し手が止まってしまうこともしばしば。
それでも、この染色は皆それぞれ自由に自分のオリジナルのものに仕上がりますので楽しいものです。
恐れず、自分の思うように配置し実践!!
先月の終わりにオーストラリアのタスマニアからお客様がいらっしゃいました。
去年、先生が訪れたタスマニア。(滞在記はこちらをご覧ください。)
たくさんの出会いとワークショップを経験することができ、またその中で習った染色がとても魅力的で今後挑戦したい染めでした。
今回はその染色を、タスマニアの染色作家さんのリンダさんをお招きし、毛呂山校にて行いました。
リンダさんはタスマニア在住の染色作家さん。
今月は、帯の染色実習を行いました。
この帯は、専修科のカリキュラムである八寸名古屋帯や角帯を織る時に使用します。
高等科の木綿の着尺でも染色実習を行いますが、今回久しぶりの染色実習の方も多く、少し緊張感のある午前中となりました。
まず最初に、自分の染めたい色を作ります。どの染料をどれくらい入れるのか…