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先月に続き、今月の染色も火を使わない染色実習。
前回は盛りだくさんな染色実習でしたが、今月は【柿渋】で、たて糸・よこ糸を染めました。
写真は柿渋で染めた糸を干している様子。柿渋の浸し染めも通常の草木染めとは異なり、媒染を使わず行います。
9月に入ってもまだまだ30度超えの日々、明日も台風上陸…。
早く秋らしい過ごしやすい気候になってほしいものです。
さて、本日は埼玉県の毛呂山校の様子を紹介したいと思います。
毛呂山校は現在、木曜日クラスと土曜日クラスを開講しております。
本日は、木曜日クラス。
午前クラス・午後クラス・夜間クラスがあり、それぞれのクラスで織っているものも異なります。
↑湯通しした、草木染めの絹反物。織り方は山形斜文でしなやかで美しい光沢感が特徴。
これがどんな作品になるのか、楽しみです。
各クラスによって、教室の風景は異なります。
初等科・高等科の入学したばかりの生徒さんの多いクラスや着尺を織っている方が多いクラス。
また織っている人が多い場合もあれば、機拵えの多いクラスもあります。
今回は整経の様子を少し紹介したいと思います。
整経にはいくつか種類があり、大きく分けると【手延べ整経】と【ドラム整経】があります。
はたおとの教室で行っているのは【手延べ整経】
織りたい布の長さより、織り縮みや織りつけなどを考慮して、整経長を決めます。
夏の染色実習は暑さもあり、火を使わない実習をすることが多いです。
時期的にも庭に育っている藍もあるので今月は【藍染】を行いました。
まずは、生葉染め。生葉を水と一緒にミサキーにかけます。