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【ワッフル織】
たて糸・よこ糸が織物面に長くあらわれて、方形の凹凸を生じ、真ん中が凹んでいる。
織物の特徴としては、盛り上がった縁だけが肌に触れるので、べたつかず、さらりとした感触です。
秋の気配が徐々に感じられるようになり、朝晩も少しずつ冷えてきました。
芸術の秋ということで…はたおとの生徒さんはいつも以上に作品づくりに励んでおります。
また先月は型染めのワークショップを開催しましたが、11月3日(月・祝)には文化服装学園の講師を招き、カラーコーディネートの特別講習会を行います。普段勉強できない色の基本や配色など、今後の作品づくり(縞の配色など)の参考になると思います。
是非皆様のご参加をお待ちしております。
さて、今月もたくさんの作品が織り上がってきたので、少しではございますが紹介します。
【初等科】
初等科では、織り方練習が終わったあとに、織りたい作品を設計し、バック地やランチョンマットなどを織ります。
整経〜織りまで一連の流れを初めてやるので、最初はわからないことだらけですが、一つ一つ丁寧に進めていきます。
今後反復してこの作業をするので、慌てずゆっくりと覚えていってくださいね。
また初等科二作目は、様々な柄の見本織りの中から、好きな柄を選んで作品を織ります。
↑こちらの作品は、経糸は一緒ですが、作品ごとに緯糸の色・踏み方を変え、雰囲気の異なる作品を織っていきました!
【専修科】
専修科では、二重織りや縫取り、帯や着尺を織ります。
↑こちらの作品は綴織りでタペストリーを織りました。綺麗な蓮の花が表現できていますね。
【研究科】
初等科、高等科、専修科のカリキュラムが終わると、研究科になり自分の好きな作品に取り組みます。
新しい作品に挑戦したり、試し織りをしたり、今までのカリキュラムを再度挑戦したりと様々な作品に取り組めます。
↑ワッフル織りのマフラー。ワッフル織りならではのふっくらとした肌触りと、裏表で色も変化させました。
↑経吉野織りで、バックに仕立てました。いろいろなシチュエーションで使用できそうです。
↑最近教室でよくみかける綟織り。透け感が素敵ですね。
↑こちらも透け感のある、レース織り。教室の窓の大きさにぴったりでこのまま飾っておきたいです。
また来月はどんな作品が織り上がるのか…乞うご期待です。