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カリキュラムを終えると研究科となり、生徒さんはそれぞれ自分の好きな作品に取り組みます。
カリキュラムで好きな作品を見つけて、その織り方を再度チャレンジしてみたり、草木染めした糸を使い着物や帯にチャレンジしたり、マフラーや敷物などを織ったり…
前回に続き今回も生徒さんの作品を紹介したいと思います。
今回は色々な帯がたくさん仕上がっております。
↑ロートン織りの九寸名古屋帯。ロートン織りは教室でも人気な織物の一つで、絹糸の光沢感がたて糸方向に出るのが特徴です。
教室では日々新しい作品が織り上がり、作品になってから生徒さん同士お披露目をしております。
各クラス様々な作品を見ることができますが、教室が違う(東京や埼玉など)と作品を見る機会がないので、今回は少し紹介したいと思います。
教室に入学するとまず、平織や斜文織という基本的な織り方を練習し作品をつくります。
たて糸の計算から、糸の準備、そして織までこの作品を通じて学んでいきます。
一作目から、全て覚えることはできませんので、織るまで工程は作品をつくるごとに少しずつ学んでいきます。
↑斜文織で、テーブルセンターを作りました。よこ糸の色を変え、斜文も右斜文・左斜文を混ぜながら綺麗に織れております。
毎年、11月15日頃に祝う七五三。
三歳、五歳、七歳になった子どもの健やかな成長の感謝と幸運を祈って神社に参拝をします。
そして今年私の息子も五歳となり、先月七五三を迎えることとなりました。
丹治先生が糸染めし織った着物。これを着て参拝にいきました。
色のパターンは2種類あり、長着と羽織の色の組合せをグレー×グレーの色を選びました。(息子がチョイスしました。)
今回は、家から近い高麗神社に参拝に行きましたが、天気もよくいい日にこの日を迎えることができました。
すでに甥っ子二人も同じように祝い着を選び七五三を迎えましたが、今後代々伝わる祝い着になると嬉しいです。
着物姿の息子、少し誇らしげな表情をみて、成長を感じました。
そして、これを機にはたおとでInstagramをはじめました。
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11月、神社では七五三の晴れ着姿をチラホラ見かけるようになりました。
教室でも例年、生徒さんがお孫さんやお子さんに祝い着を織って、着ている写真をみかけます。
とても貴重で、機織り教室ならではな出来事ですが、今年も生徒さんが織ったものが被布になりました。
七五三は来年行う予定ですが、とても楽しみですね。
11月に入り、糸染コースも後半にさしかかりました。
これまで染めた染料は、桜・カナメモチ・柿渋・藍の生葉・玉ねぎ・コセンダングサなどなど…
色々な色の絹糸が揃い、眺めるだけでも幸せな気分になります。
そして今月の染色実習は【肉桂】
毛呂山校の庭先にある、肉桂の木。いつもこの染色の際に、伸びた葉がカットされる肉桂。