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6月に入り、じめじめと蒸し暑い日がこれから始まりそうです。
そして、今年も2年に一度の作品展を11月に開催します。
東京展は今までの会場とは変更となり、柳橋近くの中央区立産業会館で開催することになりました。
桐生展は例年通り、桐生市の有鄰館で行います。
生徒さんも11月の作品展に向けて少しずつ作品作りに励んでおります。
また近くになったら告知をしたいと思います。
■■■作品展日程■■■
【桐生展】2024年11月22日(金)〜11月24日(日)
【東京展】2024年11月28日(木)〜11月30日(土)
ゴールデンウィーク最終日の染色実習は木綿の草木染め。
今回使う糸は、カチオン化した80/2の綿糸。この糸は川越唐桟に使用される糸で、通常の着尺の糸の半分の細さの糸。
細い糸を2本引き揃えにして一本の糸にします。整経するときに工夫が必要ですが、絹のような風合いの着尺となります。
午前中は、染料の煮出しと藍染。
染料は【ヤマモモ】【小鮒草】【玉ねぎ】を使いました。
それぞれの色を何綛ずつ染めるのか、割合を決めて染色をします。
そして染料を煮出している間に、藍染もスタート。
藍染は濃淡で染めたり、染めたのち黄色で重ねて緑色をつくるなど、今回の染色は盛りだくさん。
藍染も重ねながら色を濃くしていき、さまざま色合いの藍色ができました。
そして午後から煮出した染液での草木染め。
絹の草木染め同様に、染色と媒染を繰り返しそれぞれの綛を染めていきます。
ゴールデンウィーク2日目の染色実習は【はじめての草木染め】
はたおとのカリキュラムでは、高等科と専修科で化学染料による染色実習をし、最後のカリキュラムで草木染めをします。
専修科の草木染めでは、絹の細い糸(ぐんま200)を使いますが、今回の講習会では扱いやすい絹ロービング・ループヤーンの太めの糸で草木染めの原理を学びます。
まずは染料決めから…
この時期は、若葉による緑色が綺麗にでるので、教室の近辺にある【桑の葉】を染料としました。
↑午前中は桑の葉を煮出し、染液をつくります。
ゴールデンウィーク期間中は毎年染色実習を行なっています。
染色実習の内容もそれぞれ異なり、毎月行っている草木染めの実習とは少し変わった内容の染色となっております。
1日目は【木綿着尺の化学染め】
この糸染めは、高等科の最後のカリキュラム。
前回のブログでも紹介しましたが、縞の設計から糸染め、そして織りまで行う大作です。
まずは決めた縞の色はどの染料を使うのか決めていきます。
木綿の染色では【直接染料】を使い、普段馴染みのない名称の染料ばかり。