‘着尺’ タグのついている投稿
先週の日曜日は、大間々校の授業でした。教室まで埼玉から車で2時間ほどかかりますが、東京校、毛呂山校とは違った環境に向かうので、月2度のちょっとしたドライブです。
また過ごしやすい季節になり、外からはうぐいすの鳴き声が聞こえ、季節を感じながら機織りも楽しめます。
教室の玄関にもつつじの花がきれいに咲いてます。
大間々は現在9名在籍しています。珍しく着尺のカリキュラムの方が多く重なり、準備段階の方から織っている方と、半数以上が絹と木綿の着尺を織っています。着尺専用教室のようですね。。。
↑これから織り始めです。まずは投げ杼の扱い方を練習中。
↑初めて着尺の整経をし、経糸の長さと大変さを実感です!
管に糸を巻いたり、経糸の準備をしたりと様々な行程があります。
これから皆が着尺を織ると、まさに工場のように…
今後が楽しみです。
また大間々校は、一名席が空いております。教室見学は随時可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
■■大間々校■■
群馬県みどり市大間々町小平624-1
tel:0277-72-4045
開講日:第一、第三日曜日 10:00〜17:00(お昼休憩12:00〜13:00)
せっかくのゴールデンウィークですが、本日は朝から雨模様です。
はたおとでは、ゴールデンウィーク初日に今年度の【染色 糸染めコース】が始まりました。
糸染めコースは、月に一度、4月〜3月まで一年をかけて、12種類の染材で絹糸を染めていきます。
季節にあわせた染材で、色とりどりの糸が今後染め上がるのが楽しみです。
早速ですが、今月は【茜】による染色です。
茜には、インド茜・西洋茜・日本茜などがありますが、今回は西洋茜を使用しました。
まずは、茜を煮出し染液をとります。
茜からは、きれいな赤系の色が染まります。
媒染も皆それぞれ…。
この一年で、様々な色に出会えることを楽しみにしています。
今回のランチは、ふきのとうと行者にんにくのアーリオ・オーリオにホタテを添えました。
山菜がおいしい時期になりましたね。
おかげさまで、第19回手織作品展も4月11日〜13日の桐生展、4月18日〜20日の東京展をもって無事終了しました。
ご来場頂きました皆様、またお声がけして頂きました皆様、誠にありがとうございました。
今回、出品数は300点以上展示し、来場者も1000名以上の方にお越し頂き、賑やかな展示会となりました。
桐生展では、有鄰館の広い煉瓦蔵にて作品を展示し、歴史ある建物が、作品の良さを引き出してくれました。
また会期中には、群馬県の地方紙【上毛新聞】【桐生タイムス】に掲載させて頂きましたので、新聞を見て来た方も多かったようです。
東京展では、池袋の自由学園明日館 講堂にて展示させて頂きました。
幾何学的な窓からの光が、作品をきれいに照らしてくれます。
桐生展とはまた異なった雰囲気の中、着物・帯、マフラーや敷物、タペストリーなどエリアごとに作品が点在しています。
また東京展二日目には、京都より京都伝統染織学芸舎主宰の富山弘基先生にお越し頂き、作品の講評を頂きました。
着物や帯の専門的な話から、織に対する取り組み方、色使いなど、生徒さんも今後の活動の参考になったかと思います。
桐生展では、作品の審査会も行われ、東京展ではその表彰式もありました。
受賞作品は、ホームページにて掲載予定ですので、今後ご覧ください。
無事作品展も終わり、教室も通常通りまた始まりました。
また2年後に向けて、たくさんの作品が織り上がるのが楽しみです。
今後ともよろしくお願いいたします。
本日より、手織り教室はたおとの作品展が池袋の【自由学園明日館 講堂】にて開催しております。
昨日とは打って変わって、朝から冷え込み肌寒い一日ですが、多くの方にご来場頂いております。
自由学園明日館は、フランク・ロイド・ライト、遠藤新によって設計され、幾何学的な装飾と大谷石が特徴的な建物です。
池袋からすぐ近くですが、閑静な住宅街のなかにあり、建物と庭の風景を見にくる方も多いです。
作品展の会場は、自由学園明日館の前の講堂となります。
桐生展と同様、150名の生徒さんの作品が350点ほど展示しております。
桐生展、有鄰館の趣のある会場とはまた違い、自由学園は窓からの光が射し込み、明るく、作品の透け感や質感も感じられます。
会場では、和物(着物、帯)と洋物(タペストリー、マフラー、洋服)がエリア別で展示しており、カリキュラム別に作品を見ることもできます。
展示場の二階からは作品を見下ろすように全体を見渡せるので、休憩しながら作品をみています。
また展示場の一角では、手作りの商品の販売も行っておりますので、この機会に是非お立ち寄りください。
東京展は本日より、3日間開催しております。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3
本日で桐生展も最終日です。
三日間天候に恵まれ、県外からも多くの方にご来場いただいております。
桐生は、織物文化が根付いている街ですので、機織りに従事している方や、家族など身の回りで織っている方も多く、作品について話しながら展示を見ている方も多いです。
今でもなお、桐生では機織りが身近にあると感じますね。
今回の作品の展示方法ですが、生徒さんのカリキュラム順に展示をしています。
初等科では、マフラーやランチョンマット、クッションカバーなど、すぐ作品になるものを織る方が多いです。
最初ウールの扱いに苦戦するかたも多いですが、皆さん素敵なマフラーに織り上がっています。
高等科では、ノッティングによる敷物やタペストリーを織ります。
経糸に糸を結び、織る技法で、糸の太さや結び方は皆さんそれぞれ…。
糸の長さを変えることによって、立体的な作品もできあがります。
また高等科では、木綿の着尺も織ります。初めての染色で、糸染めから整経、織りと大作です。
作品も着物や作務衣など、それぞれの想いで作品にしています。
専修科では、縫取りや、綴れ織り、二重織りの作品をおります。
色使いも、用途も今までの作品とはまた異なりますね!
帯は八寸名古屋帯、九寸名古屋帯、角帯などを展示しています。
専修科のカリキュラムと、研究科の生徒さんの作品を並べております。
お太鼓部分に縫取りで柄を入れたり、組織織りで柄をだします。
今回絹の着物は27点展示しております。
草木染めで糸を染め、花織や市松織り、絣などの着物が並び見応えがあります。
こちらはお孫さんの七五三の祝い着として着る予定だそうです。
来週の金曜から日曜日まで、東京の池袋【自由学園 明日館講堂】にて、展示を行ないます。
桐生展とは会場の雰囲気も異なり、作品の見え方も変わるかもしれません。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3