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作品展が終わって一ヶ月と少し、あっという間に6月に突入しそろそろ梅雨入りの季節でしょうか。
作品展以降、教室では各クラス続々と作品が織り上がり、また次回の展示会に向けて歩み始めております。
さて本日は、6月最初の染色実習の様子を紹介したいと思います。
糸染めコースの染色実習も今月で3回目…染色コースは、毎月第一土曜日に実習を行います。
今年の染色実習のメンバーは3人。皆さん協力しあいながら、和気あいあいと実習に取り組んでおります。
染料は【ザクロ】毎年大間々校の生徒さんに立派なザクロを頂き、果皮を乾燥させて染色に使います。
今月の染色実習は【フキ】
毎年このフキの染色の時期になると、季節の移り変わりを感じることができます。
これからの時期は、ヨモギや臭木の染色の時期になり、少しずつ夏が近づいて来るのを感じます。
さて、染色実習はまずフキを採るところから始まります。
教室近くにフキを採りにいき、その後葉と茎に分けます。
東京ではつい先日に桜が開花し、少しずつ春らしい景色が広がっています。
本日も通勤途中には、学校の卒業式に向かう袴姿の学生をチラホラ見かけることができ、一昨日の雪の日でなくてよかったなと一安心。。。
暖かくなったり、寒くなったりと体調管理が難しい時期ですが、皆さんも十分気をつけてお過ごしください。
さて、本日はそんな桜を使った草木染めの様子を紹介したいと思います。
桜は、花が咲く前の木を剪定し染色をします。
この日は、初めて草木染めをする方二名でしたので、午前中は煮出しながら資料で糸の話や染め方の話をして…
今年度の糸染めコースも、来月の染色で最終となります。
月一回、一年間を通じて12種類の染材を使い、様々な色の糸へと染めていきました。
季節の草木を使い、媒染でも様々な色へと染めっていく糸は、この一年で異なる色の糸が揃ったのではないでしょうか。
さて、それでは今月の糸染めコースの様子を少し紹介したいと思います。
今月は、【紫根】の染色です。
紫根の染液の抽出方法は、普段の染材とは異なり、アルコール抽出により染液を取ります。
ここ最近は天候もよく、過ごしやすい日々が続いています。
そして昨日は埼玉の毛呂山校で【藍の生葉】による染色実習。
染色の糸染めコースの生徒さんも今月で6回目の実習となり、糸の扱いも徐々に慣れてきました。
藍は、毛呂山校から徒歩圏内の畑から採りにいき、葉の部分を分けるところからスタートです。