‘九寸名古屋帯’ タグのついている投稿
カリキュラムを終えると、生徒さんは自分の挑戦したい作品へと取り組みます。
今までやったカリキュラムを再度挑戦をしたり、新しい織り方にチャレンジしたりと様々…
前回に続き今回も生徒さんの作品を紹介したいと思います。
研究科で人気の織り方に【花織】があります。
着物や帯で将来織ってみたいという方はまず、花織の練習で太めの糸を使いその構造を理解します。
↑花織の練習でクッションを織りました。花織の技法はいくつかあり、これは松葉綜絖を使い織り表します。 この投稿の続きを読む »
今年もあっという間に6月が終わり、半年が過ぎました。
4、5月と東京校を休校していたので、感覚的にとても早く感じてしまいます。
この新型コロナウィルスで自粛中に織り上がった作品や、仕立て上がった作品も続々とあり、それぞれ力作揃い。
そんな作品を少し紹介したいと思います。
↑吉野格子の九寸名古屋帯。経吉野の太さも強弱があり、草木染めの糸の配色もとてもいいですね。
しばらく続いていた雨もここ数日は天候もよく、暑い日が続いております。
この時期急な雷雨などにより、各地の花火大会は中止のところもありますが、明日は埼玉の毛呂山でも花火大会が予定しております。
良い天候の中で開催されるといいですね。
さて、はたおとではお盆休み明けに生徒さんの作品がたくさん仕上がってきております。
また織り上がった反物も仕立て上がり、本日教室でお披露目です!
裾模様になるように、きちんと計算しながら織りすすめ織り上がった反物。
計画通りに仕立て上がり、実際に羽織ってみると玉糸と綾織りが織り出す光沢感がとても素敵でした。
おかげさまで、第19回手織作品展も4月11日〜13日の桐生展、4月18日〜20日の東京展をもって無事終了しました。
ご来場頂きました皆様、またお声がけして頂きました皆様、誠にありがとうございました。
今回、出品数は300点以上展示し、来場者も1000名以上の方にお越し頂き、賑やかな展示会となりました。
桐生展では、有鄰館の広い煉瓦蔵にて作品を展示し、歴史ある建物が、作品の良さを引き出してくれました。
また会期中には、群馬県の地方紙【上毛新聞】【桐生タイムス】に掲載させて頂きましたので、新聞を見て来た方も多かったようです。
東京展では、池袋の自由学園明日館 講堂にて展示させて頂きました。
幾何学的な窓からの光が、作品をきれいに照らしてくれます。
桐生展とはまた異なった雰囲気の中、着物・帯、マフラーや敷物、タペストリーなどエリアごとに作品が点在しています。
また東京展二日目には、京都より京都伝統染織学芸舎主宰の富山弘基先生にお越し頂き、作品の講評を頂きました。
着物や帯の専門的な話から、織に対する取り組み方、色使いなど、生徒さんも今後の活動の参考になったかと思います。
桐生展では、作品の審査会も行われ、東京展ではその表彰式もありました。
受賞作品は、ホームページにて掲載予定ですので、今後ご覧ください。
無事作品展も終わり、教室も通常通りまた始まりました。
また2年後に向けて、たくさんの作品が織り上がるのが楽しみです。
今後ともよろしくお願いいたします。
本日から、【第19回 はたおと手織作品展】が桐生にて開催しました。
桐生市の【有鄰館 煉瓦蔵】で作品を展示させて頂いているのですが、煉瓦と木からなる建物の質感と、作品が織りなす雰囲気で、素敵な空間ができあがりました。
初日はお昼からの開催でしたが、天候もよく多くのお客様にご来場して頂いております。
展示品は、約150名の生徒さんの作品が350点程展示しております。
最近はたおとに入会された生徒さんの作品から十年以上教室に通っている生徒さんの作品まで展示しておりますので、マフラーから着物まで見応えのある作品展となっております。
本日から日曜日まで開催しておりますので、もしお時間ございましたらお越し下さい。
また明日以降も展示会の様子をご紹介させて頂きます。
【番外編】
有鄰館前では、電動コミュニティバスの【まゆ】が停車するので、有鄰館近辺の観光のお手伝いをしてくれます。電動バスでエコな乗り物で、桐生の町並みを楽しめるかもしれません。
興味のある方は是非!!…無料です。