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11月に入り、だんだんと寒くなってきました。
今月23日の勤労感謝の日には、はたおとの生徒さんと着物をきて食事会を行う予定です。
なかなか着物を着る機会が減ってきている現在…
はたおとの教室では反物や帯を織っているので、少しでも着物を着る機会が増えればという思いで企画しました。
着物を着て街を散策し食事をする…
自分で織った着物や帯を着てくる方もいらっしゃるので、他の方にはまねができない会になるかと思います。
またそのときの様子を紹介したいと思いますので、楽しみしていてください。
さて、ブログでは先月に行われた木綿着尺用の糸染めの様子を紹介したいと思います。
木綿の着尺は、高等科のカリキュラムで、生徒さんそれぞれが自分の好みの縞をデザインし染色します。
最近はずっとさえない天気が続いていますが、昨日は久しぶりの晴れ…
そんな天候に恵まれた土曜日に、化学染料による染色実習を行いました。
この染色実習は、はたおとのカリキュラムである専修科の帯の糸染めを行います。
東京校・毛呂山校・大間々校の生徒さんがそれぞれ集まり、午前中から始まりました。
東京や埼玉、千葉、群馬などから毛呂山校にきての染色…
先月は、草木染めや化学染めと、染色実習が盛りだくさんでした。
化学染めでは、高等科の課題である【木綿の着尺】の染色を行います。
今回は東京校、毛呂山校の生徒7名が参加し、ほとんどの生徒さんがはじめての染色実習を楽しんでいました。
まず実習前に、着尺の縞のデザインをし、色の割合をきめてから実習に参加しました。
自分の糸の色の染料を用意し、色を配合して、糸を染めていきます。
最初はドキドキしながらの実習でしたが、徐々に染色にも慣れていきました。
皆さん、それぞれ個性のある色の糸に染め上がってきましたね。
予定していた色の糸に染まった方、予定外の色になった方も、皆さん自分の糸が染め上がって満足!!
これからどんな着尺になるのでしょうか…楽しみです!
昨日は八寸名古屋帯用の絹糸の染色実習をしました。
八寸名古屋帯は、専修科のカリキュラムで、糸染めから織りまで行います。
この日は、東京校から5名、大間々校から2名の計7名での染色です。
事前に決めてきた経糸、緯糸の色を目指して、化学染料をつかい染色をします。
蒸し暑く、人数も多いので、火をつかう染色は体力勝負!
緯糸は3色の色の糸に染めていきます。
久しぶりの染色の方もいましたが、皆さん手際よく染色をし、予定より早めに染色が終了しました。
経糸を並べると、皆さん個性があり、3色の緯糸とどのように織りなすのか…。楽しみですね!
この日のランチは、夏野菜のカレーライス。
参加人数が多かったので、カレーは事前に仕込みました。
はたおとのカリキュラムにもある八寸名古屋帯(角帯)の糸の染色を今月におこないました。
経糸は一色で、緯糸を三色で染め、染料は化学染料をつかいます。
染色当日までに、帯の色を決めてからこの日に臨みます。
この前のカリキュラムで木綿の化学染めをやっているので、皆さんスムーズに染色が進んでいきました。
それぞれ違う色の糸に染め上がりました。
織りの際には、このようにお太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。
帯の色だけでなく、図案も人それぞれですね。
来月開催の作品展でも数多くの八寸名古屋帯が展示されます。
是非色とりどりの帯をご覧下さい。
□■□■手織教室はたおと 生徒作品展□■□■
【桐生展】
日程:4/11(金)〜4/13(日)10:00〜17:00
初日12時開場 最終日16時閉場
会場:有鄰館 群馬県桐生市本町2丁目6-32
【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3