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はたおとのカリキュラムにもある八寸名古屋帯(角帯)の糸の染色を今月におこないました。

経糸は一色で、緯糸を三色で染め、染料は化学染料をつかいます。

染色当日までに、帯の色を決めてからこの日に臨みます。

この前のカリキュラムで木綿の化学染めをやっているので、皆さんスムーズに染色が進んでいきました。

それぞれ違う色の糸に染め上がりました。

織りの際には、このようにお太鼓部分に縫取りで図案をいれていきます。

帯の色だけでなく、図案も人それぞれですね。

来月開催の作品展でも数多くの八寸名古屋帯が展示されます。

是非色とりどりの帯をご覧下さい。

□■□■手織教室はたおと 生徒作品展□■□■

【桐生展】
日程:4/11(金)〜4/13(日)10:00〜17:00
初日12時開場 最終日16時閉場
会場:有鄰館 群馬県桐生市本町2丁目6-32

【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3

今週の月曜日は、教室の高等科のカリキュラム【木綿の着尺】の染色実習の日でした。

木綿の着尺では、着物に仕立てる方や作務衣にする方、または洋服地にするかたやインテリア地など様々です。

まずは縞の設計をし、染める色の割合を決めてから染色をします。

事前に教室で、自分が織りたいものを相談し、過去の縞のデザインや身の回りのものから縞のデザイン、染色をし織るので、一点ものの反物を一からつくることになります。

糸の扱い方や、色の配合など、糸の染色はこの高等科のカリキュラムではじめてですので、真剣に皆さん取り組んでおりました。

この日は、東京校、大間々校の生徒さん計4名が、木綿の染色に参加しました。

様々な色の糸が染め上がり、今後どのような縞の反物が織り上がるのか…。

またこの日の先生お手製の昼食はキノコのパスタ。

染色の合間の一つの楽しみでもあります。

手織コースの高等科の最後のカリキュラムには【木綿の着尺】があります。

この作品は、着尺の縞の設計から、糸の染色、そして織まで一貫して行なうので、今までの作品に比べて手間と時間がかかります。が、織り上がるものは全てオリジナル!自分だけの着尺が完成します。

着尺は着物にする方や、作務衣にする方、洋服にするかたなど様々です。それぞれの思いをもって着尺を織り上げます。

今回はその着尺の糸染めの実習を紹介したいと思います。

ほとんどの方がこの実習がはじめての染色となりますので、染色の方法や、色の配合の仕方など真剣に聞いてます。

この日も暑く、汗をかきながらの作業。。。熱中症にならないように水分をこまめに補給をしての染色です。

そして今回の染色で活躍したのが、先日設置した【ミストシャワー】です。

粒子の霧を噴射することで、気化熱を利用して温度を下げてくれます。気持ち的にも涼しく感じますね!

今後夏の染色には必須アイテムになりそうです。

ミストシャワー

そしてお昼ご飯を食べて、午後も染色の続きです。

計画どおりの色に染め上がったでしょうか…。

最後は暑さと疲労で皆疲れていましたが、染め上がった糸をみて皆笑顔が浮かんでいました。

今回は、東京校、そして大間々校の生徒さん計6名が参加しました。暑い中皆さんお疲れさまでした。

この糸が着尺になるのを楽しみにしてます!

手織教室はたおとのカリキュラムには、高等科になると木綿の着尺が、

専修科になると絹の帯、絹の着尺があり、それぞれ糸の染色から行ないます。

色、縞の設計から染色、織の準備、そして織をするので、一貫して学べます。

帯はお太鼓部分に縫取りで柄を出すので、それぞれ皆オリジナルの帯が織り上がります。

八寸名古屋帯

角帯

↑こちら二つは、毛呂山校の生徒さんの作品の帯です。男性は角帯、女性は八寸名古屋帯を織ります。

先月はその帯用の絹糸の染色を行ないました。

八寸名古屋帯_染色実習

今回は東京校、大間々校、毛呂山校それぞれの生徒さんが参加し、それぞれの色に絹糸を染色しました。

それぞれ予定どおりの色に出来上がったでしょうか…。

…この日の染色のランチは春らしいたけのこご飯でした。

季節を感じて、お昼も染色も楽しめました。

3月も終わりに近づき、だんだんと暖かく春らしい気候になってきました。

桜は各地で満開となり、着物をきて街をぶらっと歩きたくなる季節になりましたね。

手織教室はたおとのカリキュラムには着尺の織があり、高等科では木綿の着尺を織ります。

木綿着尺(毛呂山校)

織るだけでなく、縞の設計、糸の染色も行ないますので、オリジナルの着尺が完成します。

先週末はこの木綿の染色実習を行ないました。

期待と不安の中、ほとんどの方が初めての染色実習に挑戦です。

草木染めとは違い、化学染めは計画した色の糸に染めることができます。

色の調整は難しいのですが、思いどおりの色がでると喜びもひとしおですね。

一日の染色実習も無事終了!!今回もたくさんの色の糸が染め上がりました。

↑こちらの写真は今年織り上がった木綿の着尺です。

今回染めた糸もこのように着尺になるのが楽しみですね!

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