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昨日は八寸名古屋帯用の絹糸の染色実習をしました。
八寸名古屋帯は、専修科のカリキュラムで、糸染めから織りまで行います。
この日は、東京校から5名、大間々校から2名の計7名での染色です。
事前に決めてきた経糸、緯糸の色を目指して、化学染料をつかい染色をします。
蒸し暑く、人数も多いので、火をつかう染色は体力勝負!
緯糸は3色の色の糸に染めていきます。
久しぶりの染色の方もいましたが、皆さん手際よく染色をし、予定より早めに染色が終了しました。
経糸を並べると、皆さん個性があり、3色の緯糸とどのように織りなすのか…。楽しみですね!
この日のランチは、夏野菜のカレーライス。
参加人数が多かったので、カレーは事前に仕込みました。
最近は暑くなったり、急な雨や雷があったりと、不安定な天候が続いております。
今年の梅雨明けはいったいいつになるのでしょうか…。梅雨明けが待ち遠しいです。
さて、昨日は、埼玉の毛呂山校の木曜日のクラスでした。
木曜日コースは、午前クラス・午後のクラス・夜間クラスの三つのクラスがあり、週一回3時間のクラスです。
今回は、午前中のクラスの様子を紹介します。
木曜日の午前クラスは比較的新しい生徒さんが多く、皆で切磋琢磨しながら織りに励んでいます。
カリキュラムは、八寸名古屋帯を織っている方や、マフラーを織っている方など様々。
色の好みや、作品の特徴も皆違い、楽しみながら織っています。
↑高等科のマフラー。今回で柄織りのカリキュラムも終了です。
苦労したことも多かったようですが、素敵なマフラーが完成したようです。
↑同じカリキュラムでも、色使いと糸の太さでも雰囲気や違いますね。
また、作品が終わる方もいれば、これから織り始めの生徒さんもいらっしゃいます。
管巻きをし、これから着尺が始まります。。。
糸染めから、準備も長く大変でしたが、緯糸が入って一安心です!
↑八寸名古屋帯が織り上がってきました。お太鼓の柄もうまく入ってます。
↑午後のクラスの生徒さんの作品のタペストリー。
木曜日は、たくさんのクラスがあるので慌ただしいですが、充実した一日にもなります。
昨日から7月に突入…
あっという間に今年も半分が過ぎ、教室では作品展を開催したり、新しい生徒さんの入学も多く、慌ただしくも充実した半年でした。
7月以降は、特別講習やイベントをより多く開催できればと思っております。新しい取り組みとしては、紙布づくりや着物のイベントなどを考えてますので、是非楽しみにお待ちください。
さて、先月もたくさんの生徒さんの作品が織り上がりましたので、少し紹介します。
【初等科】
初等科の最初の作品では、ランチョンマットやバック地などを織ります。
初めての作品ですが、糸の設計、整経〜織りまで一から学び作品をつくります。
まずは織り機の扱いに慣れるのが一番の目的です。
色違いでセットのランチョンマット。
きれいな綾織りのテーブルライナー。
緯糸を二色にした縞のバック。久しぶりのミシンだったそうですが、きれいに仕立てあがっていました。
【専修科 縫取り】
縫取りでは、課題の図案と自由な図案を、織りだしていきます。
蝶とチューリップがセットになっているクッション。色合いが鮮やかですね。
【専修科 二重織り】
二重織りでは、マフラーや袋物などを織ります。
アルパカの糸は、口の開きが悪く苦労していましたが、肌触りの良いマフラーが完成しました。
【研究科】
研究科では、様々な織り方に挑戦します。着尺を織る方も多いですが、ショールや敷物などの作品も人気です。
綟り織りのショール。透け感と色合いが涼しげですね!
オーバーショットの敷物。裏表の柄を組み合わせて、素敵です!
来月もたくさんの作品が織り上がるの楽しみにしています。
先週の土曜日は、月に一度の糸染めコースの日でした。
この時期になると、毛呂山校周辺の道ばたにはたくさんのよもぎが生い茂っています。
採る時期によって、色の染まり具合も微妙にかわってくるので、自分の好みの色に染め上がるのかを楽しみながらの収穫でした。
染色場から5分程度歩くと、農道にはたくさんのよもぎが育っています。
また、臭木の葉もきれいな緑色に染まりますので、こちらも今回は一緒に染めました。
臭木は葉だけなく、実もきれいな色に染まります。
今回は糸染めコース5名による染色でした。
先週は天気が良かったので、水分補給も欠かさずに…
臭木の緑は深い緑色に染まりました!
糸がいろいろな緑に染まりきれいですね!
…お昼のランチは暑かったので、うどんとたけのこの煮物。
おいしく頂きました!!!