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ゴールデンウィーク2日目の染色実習は【はじめての草木染め】
はたおとのカリキュラムでは、高等科と専修科で化学染料による染色実習をし、最後のカリキュラムで草木染めをします。
専修科の草木染めでは、絹の細い糸(ぐんま200)を使いますが、今回の講習会では扱いやすい絹ロービング・ループヤーンの太めの糸で草木染めの原理を学びます。
まずは染料決めから…
この時期は、若葉による緑色が綺麗にでるので、教室の近辺にある【桑の葉】を染料としました。
↑午前中は桑の葉を煮出し、染液をつくります。
4月に入り、草木染め糸染めコースの染色がはじまりました。
4月から3月まで、一年間でさまざまな染料で染色をおこない、12色の糸を染めていきます。
今回の糸染めコースは、東京校から3名が参加しスタートしました。
染料は、教室近くに育っている草木や市販の染料を使います。
これから一年間どんな色の染色ができるのか、染料が違うだけでなく、媒染が異なると色もさまざまですのでひとそれぞれの色が染まるでしょう。
まず第一回目の染色は【ギシギシ】
多年草で、明治ごろに渡来した帰化植物です。根の部分は羊蹄(ようてい)と呼ばれ皮膚病等の薬用になります。
はたおとの糸染めコースも2023年の一回目が始まりました。
今年度の糸染めコースも今月を入れてあと三回。季節の染料などを染めていき、徐々に色数も増えてきました。
そして今月の染料は【ログウッド】
ログウッドは中央アメリカ原産のまめ科の木で、昔は黒染めをする際にとても重宝された染料。
媒染により、赤紫や青みのある紫色、黒系に染まります。
今回は、このヘマチンパウダーを使って染色をしました。
もうそろそろゴールデンウィークに入ります。
手織教室はたおとでは、4月27日〜5月6日までがゴールデンウィーク休暇となります。
お問い合わせ等ございましたら、事前に、またはメールでご連絡ください。
さて教室では、今月からいよいよ今年度の糸染めコースが始まりました。
この一年間で、毎月季節の草木で、12種類の糸を染めていきます。