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教室では日々新しい作品が織り上がり、作品になってから生徒さん同士お披露目をしております。
各クラス様々な作品を見ることができますが、教室が違う(東京や埼玉など)と作品を見る機会がないので、今回は少し紹介したいと思います。
教室に入学するとまず、平織や斜文織という基本的な織り方を練習し作品をつくります。
たて糸の計算から、糸の準備、そして織までこの作品を通じて学んでいきます。
一作目から、全て覚えることはできませんので、織るまで工程は作品をつくるごとに少しずつ学んでいきます。
↑斜文織で、テーブルセンターを作りました。よこ糸の色を変え、斜文も右斜文・左斜文を混ぜながら綺麗に織れております。
カリキュラムを終えると、研究科となり生徒さんは好きな作品に取り組みます。
教室には、生徒さんが織った作品の写真や組織図、そして織りの本が多数あるので、それを参考に織りたい作品を決める方が多いです。
研究科になると花織も人気!!5枚綜絖でできる花織の見本を練習で織る方もいらっしゃいます。
↑花織の練習でつくったショルダーバック。バックを作るのもご自身で行いました。
八月に入り、長かった梅雨も明け連日の真夏日…
先月は気温的には過ごしやすかったので、急な気温上昇にまだ身体がついていけそうにないです。
本格的な夏がやってきましたね。
そしてこの暑さの中、土曜日は月一度の染色コースの日です。
今月は【栗の落花】の染色。
栗は6〜7月頃に花をつけ、落ちた花を染色で使います。
今月と来月の2回にわたり、特別講習を開催しております。
今回のテーマは【織物を綺麗に織るための講習】
今月の講習では18名が参加し、午前中には資料を使い、午後に織機の調整や管巻きの行い方を学びました。
先週は、はたおとワークショップ【型染め】を開催しました。
この日は天候にも恵まれ、型染め日和でした!!
今回は、風呂敷や暖簾、エプロンや日傘など各々が好きなものを選び、その後型を選んで型染めをしました。
染める物もそれぞれですが、型の配置の仕方などでも雰囲気はかわります。
はじめて参加するかたがほとんどでしたが、完成品を想像しながら、いよいよ型染めスタートです。
まず最初に、糊置きから始めます。糊を均一に置くのは難しいですが、布にきちんと糊をつけます。
呉汁もまんべんなく刷毛でぬって、乾燥させます。
様々な工程があり、一日作業の型染め…
最後に藍で染めると…
…
…
糊を置いたところに、図案がでてきましたね。
きれいに出るか、最後までどきどきでしたが、どれも素敵な作品に染め上がりました。
次回もいろいろな型を準備しておきます!!
最近教室でよくみかける、ヤモリさん。
次回の型染めの図案に採用します。