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3月に入り、桜も開花宣言。例年より早い開花となり今年は卒業式シーズンに桜が咲いていそうですね。
教室でもはたおと新聞が発行されました。この新聞は定期的に生徒さんやはたおと友の会の方に送っているもので、教室の様子や、生徒さんの作品、イベント情報を載せています。
昨年で50周年を迎えた手織教室はたおとでは、記念品のエコバッグも作成しましたので、関係者の方にお渡ししております。
早いもので、今年もあと一ヶ月となりました。
今年一年は、作品展があったり、型染めの講習会やカラーコーディネートセミナーなど様々なイベントがありました。
来年も新しい講習を予定しておりますので、是非楽しみにお待ちください。
さて、先月もたくさんの作品が織り上がりました。
カリキュラムの初等科の作品を少しではありますが紹介させて頂きます。
【初等科】
初等科最初の作品では、ランチョンマットやバック地などを織ります。
最初は、織り機に慣れる事、そして織るだけでなく一連の準備をすることが大事となります。
初めてのことが多い機織りの準備ですが、試行錯誤しながら身体を動かしながら覚えていきます。
↑二枚をあわせて、小風呂敷が出来上がりました。
↑ステッチが白と黒でアクセントとなっていますね。
↑敷物は房の結び方も練習します。敷物も緯糸の種類や織り方によって、雰囲気が異なる作品となります。
初等科、二作目では綜絖の通し方も複雑になり、色々な組織を織り出していきます。
↑木綿だけでなく、毛糸の扱いも練習します。糸の性質が異なると扱い方や織り方も変化します。
これからの季節に実用的なマフラーが織り上がりました。
↑家具の寸法にあわせて、長さや色使いも設計しました。
↑洋裁の得意な生徒さんも多く、形も様々な素敵なバックに仕立てあがりましたね。
次回は高等科の作品を少し紹介します。
先週の平日に、木綿の化学染めの講習を行ないました。
カリキュラムの一つである木綿着尺の染色は、年に2〜3回開催されており、それぞれのカリキュラムの進捗状況にあわせて参加します。
今回参加された方は、東京校の生徒さんと大間々校の生徒さんの計4名です。
まず事前に着尺の縞のデザインを行ない、それぞれの色の綛数を決めて染色を始めます。
ほとんどの方が初めての染色でしたので、おそるおそる染料をいれて染色をしていました。
先生に色の配合を聞きながら、デザインした色を目指して…
一日がかりの染色で帰りは疲労困憊でしたが、自分の染めた糸に納得の様子だったはず!
糸の染色が終わったので、今後織りの準備に入ります。
それぞれどんな着尺になるのか、今後の作品が楽しみです。
今回は前回紹介しきれなかった生徒さんの作品を、カリキュラムの順にご紹介します。
【高等科】
高等科では、柄織とノッティング、そして着尺を織ります。
ノッティングはマットにすることも多いですが、このように額に入れてインテリアとしても素敵です!
手間がかかる分、愛着のある作品が織り上がります。
【専修科】
専修科では縫取りにより、自由作品と帯を織り上げます。
どちらもかわいいイラストがでていますね。
【研究科】
研究科では和物、洋物問わずそれぞれ好きな作品に取り組みます。
今回は、卒業された友の会の方の着尺もいくつか織り上がり、湯通しからあがってきました。
家だとなかなか時間をとって織るのは難しいですが、このように作品を持ってきてくれるとうれしいですね。
先月から今月にかけて新しい生徒さんも増え、今月〜来月には多くの作品が織り上がるかと思います。
色々な作品をみて、是非参考にしてみて下さい!