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ゴールデンウィーク休暇中は、通常の織りの授業はお休み…
例年この休みの間、埼玉の毛呂山校では染色実習を行います。
はじめての草木染め・帯の染色実習・多色の段染めの講習会を行い、それぞれたくさんの生徒さんが参加しました。
今回はその様子を少し紹介したいと思います。
【はじめての草木染め】では、まだ入学して間もない生徒さんを対象に、草木染めの原理を実習を通じて学びます。
染める糸も、普段教室で扱っている絹糸(ぐんま200 27/6)では細いので、扱いやすい絹のループヤーンやロービングを使います。
まずは、絹糸の重さから染料を量ります。
ゴールデンウィーク休みが終わり、本日からはたおとも授業の再開です。
この休みの期間中には、生徒さん対象に特別講習を行い、両日とも満員での開催となりました。
一日目は草木染めの【段染め】、二日目は【はじめての草木染め】の講習会。
二日とも天候にも恵まれ、たくさんの糸が、さまざまな色へと染まりました。
今回は一日目の段染めの様子を紹介したいと思います。
段染めの講習会では、絹糸のループヤーン・ロービングを使いました。
早いもので今年もあと半月となりました。
今年は、特別講習で【多色の段染め】や【型染め】を開催し、数多くの生徒さんにご参加頂きました。
段染めの様子は、以前こちらのブログの中で紹介させていただきましたが、年末になり多くの作品が織り上がってきましたので、少しではありますがご覧下さい。
染色は、【スオウ】と【たまねぎ】でおこない、色々なマフラーへと形を変えていきました。
↑縦縞と横縞のマフラー。段染めの糸をつかうと自然な縞がでてきます。
また段染めの糸は、それぞれの媒染の割合によって、織るものの表情は変化します。
同じような色合いでも、柄はひとそれぞれ…
↑緯糸に段染めと単色の糸を混ぜて織っています。
↑段染めの糸と、単色で染めた糸を混ぜての斜文織です。
【色糸効果】により、柄もでます。
↑じっくり見ると、柄がさりげなくみえる素敵なマフラーです。
同じ日に、同じように染色をしても、織り上がってくる作品はこんなにも違うのですね。
それぞれ世界にひとつだけのマフラーが完成しました。
もうそろそろ三月…
まだまだ寒さが厳しい日が続いておりますが、
今月は『ウール 多色の段染め』の特別講習を行ないました。
この特別講習は、普段のカリキュラムでは扱わない染色や織に関する講習会で、
一年に数回不定期に開催してます。
参加人数が多かったため、2日にわけての開催です。
この染色はインド更紗の技法を用いての染色とのことでした。
染材はスオウとタマネギでおこないました。
媒染とその割合によって、それぞれ雰囲気の異なる
糸が完成していました。
この糸を使って色々なマフラーが織り上がるのが楽しみですね。
こちらは段染めの糸をつかったマフラーの一例です。
是非お試し下さい。