‘着物’ タグのついている投稿

2016年を迎え、はたおとでは今週から今年の授業が始まりました。

今年4月には、はたおとの一大イベントである作品展を予定しておりますので、生徒さんは新年から作品づくりに励んでおります。

どんな作品展になることでしょう…

さて、今回は毛呂山校の機織りの様子を紹介したいと思います。

【専修科 クッションカバー】

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日本には、子供が誕生し成人するまでに様々な行事があります。

その一つに【七五三】があります。

この七五三は、毎年11月15日に神社に幸運を祈願するために参拝をします。

はたおとの教室では、毎年この七五三にあわせて、自分のお孫さんやお子さんに晴れ着を織って仕立てる方がいらっしゃいます。

その子の好きな色に染めた糸をつかって、それぞれ想いを込めて長着や被布を織ります。

そして今年も、来月の七五三にむけて着物、羽織が仕立てあがりました。

今年の七五三では、この着物に袴をあわせて参拝予定です。

自分で糸を染め、織って、仕立てた愛情たっぷりの着物と羽織…。

今回七五三で着たあとも、そのお子さんやお孫さんに代々伝わる着物になってくれたら嬉しいですね。

先週の日曜日は、大間々校の授業でした。教室まで埼玉から車で2時間ほどかかりますが、東京校、毛呂山校とは違った環境に向かうので、月2度のちょっとしたドライブです。

また過ごしやすい季節になり、外からはうぐいすの鳴き声が聞こえ、季節を感じながら機織りも楽しめます。

教室の玄関にもつつじの花がきれいに咲いてます。

大間々は現在9名在籍しています。珍しく着尺のカリキュラムの方が多く重なり、準備段階の方から織っている方と、半数以上が絹と木綿の着尺を織っています。着尺専用教室のようですね。。。

↑これから織り始めです。まずは投げ杼の扱い方を練習中。

↑初めて着尺の整経をし、経糸の長さと大変さを実感です!

管に糸を巻いたり、経糸の準備をしたりと様々な行程があります。

これから皆が着尺を織ると、まさに工場のように…

今後が楽しみです。

また大間々校は、一名席が空いております。教室見学は随時可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

■■大間々校■■

群馬県みどり市大間々町小平624-1

tel:0277-72-4045

開講日:第一、第三日曜日 10:00〜17:00(お昼休憩12:00〜13:00)

おかげさまで、第19回手織作品展も4月11日〜13日の桐生展、4月18日〜20日の東京展をもって無事終了しました。

ご来場頂きました皆様、またお声がけして頂きました皆様、誠にありがとうございました。

今回、出品数は300点以上展示し、来場者も1000名以上の方にお越し頂き、賑やかな展示会となりました。

【有鄰館】

桐生展では、有鄰館の広い煉瓦蔵にて作品を展示し、歴史ある建物が、作品の良さを引き出してくれました。

また会期中には、群馬県の地方紙【上毛新聞】【桐生タイムス】に掲載させて頂きましたので、新聞を見て来た方も多かったようです。

【H26.4 上毛新聞】

東京展では、池袋の自由学園明日館 講堂にて展示させて頂きました。

【自由学園明日館 講堂】

幾何学的な窓からの光が、作品をきれいに照らしてくれます。

【窓から見える ハンカチの木】

桐生展とはまた異なった雰囲気の中、着物・帯、マフラーや敷物、タペストリーなどエリアごとに作品が点在しています。

【着物・帯】

【マフラー・バックなど】

また東京展二日目には、京都より京都伝統染織学芸舎主宰の富山弘基先生にお越し頂き、作品の講評を頂きました。

着物や帯の専門的な話から、織に対する取り組み方、色使いなど、生徒さんも今後の活動の参考になったかと思います。

桐生展では、作品の審査会も行われ、東京展ではその表彰式もありました。

受賞作品は、ホームページにて掲載予定ですので、今後ご覧ください。

無事作品展も終わり、教室も通常通りまた始まりました。

また2年後に向けて、たくさんの作品が織り上がるのが楽しみです。

今後ともよろしくお願いいたします。

本日より、手織り教室はたおとの作品展が池袋の【自由学園明日館 講堂】にて開催しております。

昨日とは打って変わって、朝から冷え込み肌寒い一日ですが、多くの方にご来場頂いております。

【自由学園明日館】

自由学園明日館は、フランク・ロイド・ライト、遠藤新によって設計され、幾何学的な装飾と大谷石が特徴的な建物です。

池袋からすぐ近くですが、閑静な住宅街のなかにあり、建物と庭の風景を見にくる方も多いです。

作品展の会場は、自由学園明日館の前の講堂となります。

【自由学園明日館 講堂】

桐生展と同様、150名の生徒さんの作品が350点ほど展示しております。

桐生展、有鄰館の趣のある会場とはまた違い、自由学園は窓からの光が射し込み、明るく、作品の透け感や質感も感じられます。

会場では、和物(着物、帯)と洋物(タペストリー、マフラー、洋服)がエリア別で展示しており、カリキュラム別に作品を見ることもできます。

展示場の二階からは作品を見下ろすように全体を見渡せるので、休憩しながら作品をみています。

また展示場の一角では、手作りの商品の販売も行っておりますので、この機会に是非お立ち寄りください。

東京展は本日より、3日間開催しております。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【東京展】日程:4/18(金)〜4/20(日)10:00〜17:00
最終日16時閉場
会場:自由学園 明日館 講堂
東京都豊島区西池袋2丁目31-3

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